「カルベジロール」の版間の差分

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== 薬理 ==
カルベジロールは、非選択的に[[アドレナリン]]β1/β2受容体を阻害すると同時に、アドレナリンα1受容体を阻害する。
* β1受容体は心拍数などの制御に関わっている。カルベジロールはβ1受容体阻害により心拍出量の低下をもたらす。
* β2受容体は一部の[[血管収縮]]・[[気管支]]拡張などに関わっている。カルベジロールにより、血は[[腎動脈]]や気支などの拡張し、血圧の低下もたら阻害
* α1受容体は末梢の血管収縮などに関わっている。カルベジロールにより、血管が拡張し、血管抵抗の低下と血圧の低下をもたらす。
それぞれの受容体阻害比率は、β1:β2 受容体遮断効力比=7:1<ref>Sponer G, et al.:J Cardiovasc Pharmacol 1987;9(3):317-327.</ref>
、α :β受容体遮断効力比 =1:8<ref>Tomlinson B, et al.:Drugs 1988;36(Suppl 6):37-47.</ref>とされている。
 
 
== 効能・効果 ==