「コンコルド協定」の版間の差分

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* FOMが統括する[[テレビ]]放映権による収益の配分方法
 
協定には有効期間があり、全チームの署名により更新される。旧協定は一部のチームがサインしないまま2007年末で失効し、2009年まで覚書によって運営されていたが、2009年7月に現行の協定が締結され、2012年末まで有効となっていた。2013年以降については、[[バーニー・エクレストン]]によれば「財務面と技術面の2つの規約に分割され」とのことで、同年1月現在財務規約のみが締結されている状態という<ref name=markzu130127>[http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51874704.html バーニー・エクレストン 「コンコルド協定は必要ない」] - F1通信・2013年1月27日</ref>
 
=== エントリー要項 ===
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[[8月1日]]にはFIAがコンコルド協定の更改に合意したと発表した<ref>{{Cite news|url=http://f1-gate.com/fota/f1_4366.html |title=F1:新コンコルド協定が合意 |publisher=F1-Gate.com |date=2009-08-01 |accessdate=2012-03-29}}</ref>。新協定の有効期間は2012年末までとされる。[[BMWザウバー]]は[[7月29日]]にBMWが2009年限りでのF1撤退を発表したため、協定にサインできなかった。この枠は[[9月15日]]にロータスF1チーム(現[[ケータハムF1チーム|ケータハム]])のエントリーが追加承認された<ref>[http://www.fia.com/en-GB/mediacentre/pressreleases/f1releases/2009/Pages/2010_f1_entries.aspx 2010 FIA Formula One World Championship - New Entries]</ref>。さらに、シーズン終了後にはトヨタもF1撤退を表明したため、独自参戦に戻った[[ザウバー]]が最後の参戦枠を確保した。トヨタの場合、新コンコルド協定に調印して2012年までの参戦を確約していたため、契約不履行にあたるのではないかと問題視された<ref>{{Cite news|url=http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=23227 |title=FIA、トヨタF1撤退の適法性を審査へ。コンコルド協定締結後の撤退を問題視 |publisher=オートスポーツweb |date=2009-11-05 |accessdate=2012-03-29}}</ref>。
 
F1分裂騒動は完全に消滅・鎮静化したと思われるが、フィアットの[[ルカ・ディ・モンテゼモロ]]会長は「我々には2012年に終わる合意がある。したがって、その後どうするかを考える時間もあることになる」と発言し、この段階ですでに2012年以降について牽制が始まってい
 
2013年以降の協定については前述の通り協定自体が財務規約と技術規約の2つに分離されるが、特に技術規約について、2014年より導入される新エンジンルール(1.6リッター・V6ターボ)等との兼ね合いから交渉が難航している<ref name=markzu130127 />。このため2013年2月現在は財務規約のみが締結済みの状態で、完全な新協定の締結には至っていない。
 
== 脚注 ==