「アウトロー」の版間の差分

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アウトロー宣告を受けると「市民としての死」([[:en:civil death|civil death]], [[市民#市民権|市民権]]剥奪)が科せられた。この宣告は社会的な死であり、あらゆる[[市民社会]]から排除され、如何なる者も彼に食事や隠れ処その他の援助を与えることが禁じられた。もし援助すれば ''couthutlaugh'' (=A person who harbored an outlaw)の罪に問われ援助者自身が宣告を受ける虞れがあった。支援した者が許されるにはアウトローを殺さなければならなかった。実際にアウトロー殺しは推奨され、「アウトローは市民社会を無視したので、社会もアウトローにいかなる義務を負わない」という論理で、殺しても[[殺人罪]]に問われることはなかった。彼らに市民権はなかったので訴えたり保護を求めることはできず、自らが法的責任を負った。
 
[[刑法]]の文脈ではアウトローリーは人口密度の高い国ではあまり薄れなかった。それとまた国際的な犯罪者引渡し協定により手配された逃亡者が逮捕を免れるのは困難になった。[[民法]]の文脈ではアウトローリーは[[民事訴訟法]]の整備により廃れ、もはや[[被告]]がアウトローの宣告を受けることはない。市民的義務の怠慢によりアウトローの宣告を受ける可能性はイギリス法では1879年迄スコットランド法では1940年代後半まであった。
 
== 著名なアウトロー ==