「ミカドロイド」の版間の差分

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『'''ミカドロイド'''』は[[1991年]]に公開発売された[[日本映画オリジナルビデオ]]作品配給は[[東宝]]、[[東北新社]]、[[円谷エンターテインメント|円谷映像]]の共同制作
 
{{ネタバレ}}
 
== 概要 ==
「東宝シネパック」というブランドで制作された[[オリジナルビデオ]]の第1作である<ref name="東宝特撮映画大全集">{{Cite |和書 |title = 東宝特撮映画大全集 |pages = 228 - 231 |date = 2012 |publisher = [[ヴィレッジブックス]] |isbn = 9784864910132 |ref = harv }}</ref>。旧日本陸軍が決戦兵器として開発した不死身兵士が数十年の時を経た現代に甦るという特撮映画。重いテーマにふさわしくホラー映画に近い演出がされ、不死身兵士により切り裂かれる女性などスプラッタ系の映像がところどころに見られる。特殊メイクアーティストとして活躍していた[[原口智生]]の初監督作品であり、後に[[ガメラ]]平成三部作で名をはせた[[樋口真嗣]]が特技監督として世に出た作品でり、「る<ref name="東宝シネパック」というブランドで制作された[[オリジナルビデオ]]の第1作である特撮映画大全集" />
 
原口は最初「大戦中の憲兵が[[ゾンビ]]として復活する」という『ミカドゾンビ』として構想していたが、[[東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件]]の影響でホラー映画バッシングが起きて製作中止となってしまい、ゾンビの設定をロボットへ変更した『ミカドロイド』として改めて製作することとなった<ref name="東宝特撮映画大全集" />。以前原口は[[東映Vシネマ]]の特殊メイクに携わっており、東映からも製作のオファーがあったが、原口は東映よりも東宝のテイストで製作するべきだと考えていたためこれを断り、オリジナルビデオレーベル立ち上げのため企画を募っていた東宝へ円谷映像を経由して企画が持ち込まれた<ref name="東宝特撮映画大全集" />。
 
博士役の[[伊武雅刀]]は原口の初監督祝として出演した<ref name="東宝特撮映画大全集" />。特別出演の[[森本レオ]]は、別作品のロケでたまたま近所に来ていて急遽撮影に参加したという<ref name="東宝特撮映画大全集" />。
 
== ストーリー ==
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計画されていた運用法は空襲時にジンラ號を高射砲で発射し、空中で内蔵されている爪で[[B-29]]にしがみ付かせ、そのまま到着したサイパンやテニアン等のB-29基地で破壊の限りを尽くしてから自爆するというものであった。
 
* 当初着ぐるみの胸には[[菊花紋章]]がつけられていたがNGとなり、スタジオのゴミ捨て場にあった部品を貼って隠している<ref name="東宝特撮映画大全集" />。
 
===ジンラ號と戦う実験兵士の生き残りの使用兵器===
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== キャスト ==
*彩子:[[洞口依子]]
*[[伊武雅刀]]
*冨田:[[吉田友紀]]
*[[森本レオ]]
*岡崎:[[黒沢清渥美博]]
*守衛:[[毒蝮三太夫]]
*[[林海象]]
*将校:[[光益公映]]
*[[洞口依子]]
*博士:[[伊武雅刀]]
*[[吉田友紀]]
*木賃宿の男:[[森本レオ]](特別出演)
*[[渥美博]]
*憲兵:[[黒沢清]]
*[[毒蝮三太夫]]
*憲兵:[[手塚眞]]
*[[光益公映]]
*憲兵:[[林海象]](友情出演)
*ジンラ號:[[破李拳竜]]
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
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