「The Elder Scrolls V: Dragonborn」の版間の差分

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Morrowindリンク訂正。独断で消された原語表記を回復。細かい理由はノートに後述。ゲームプレイとゲームデザインは異なる
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;PlayStation 3版<br/>{{Video game release|NA=2013年2月12日|JP=未定}}
| genre = [[アクションロールプレイングゲーム|アクションRPG]]、[[オープンワールド]]
| modes = {{仮リンク|[[シングルプレイヤービデオコンピュータゲーム|en|Single-player video game|label=シングルプレイヤー}}]]
| ratings = [[エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会|ESRB]]: 10代 (T)
| platforms = [[Microsoft Windows]], [[PlayStation 3]], [[Xbox 360]]
| media = [[ダウンロード販売|Downloadable contentダウンロードコンテンツ]]
| input = キーボード、マウス、ゲームパッド
}}
 
'''''The Elder Scrolls V: Dragonborn''''' (ジ・エルダー・スクロールズ・ドラゴンボーン) とは[[アクションロールプレイングゲーム|アクションRPG]]の[[オープンワールド]]ビデオゲーム ''[[The Elder Scrolls V: Skyrim]]'' の第3作目のアドオン。{{仮リンク|Bethesda Game Studios|en|Bethesda Game Studios|label=Bethesda Game Studios}} が開発し、2012年12月4日に[[ベセスダ・ソフトワークス|ベセスダ・ソフトワークス]]が {{仮リンク|Xbox Live Marketplace|en|Xbox Live Marketplace|label=Xbox Live Marketplace}} で英語版をリリース<ref name="bethblog1">{{Cite web|url=http://www.bethblog.com/2013/01/18/the-dragonborn-comes-in-february-and-hearthfire-dawnguard-too/ |title=The Dragonborn Comes in February (and Hearthfire & Dawnguard, too) &#124; Bethesda Blog |publisher=Bethblog.com |date= |accessdate=2013-01-18}}</ref>、2012年12月21日に日本語版をリリースした<ref name="jpxboxrelease">{{Cite web|url=http://bethsoft.com/ja/news/dragonborn-now-available-on-xbox-live |title=本日リリースXbox 360版『The Elder Scrolls V: Skyrim』DLC第3弾「Dragonborn」/メディア掲載情報 |publisher=ゼニマックス・アジア |date=2013-1-21 |accessdate=2013-1-26}}</ref>。[[PlayStation 3]]版は2013年2月12日に、[[パーソナルコンピュータ|PC]]版は英語版が2013年2月5日<ref name="bethblog1" />、日本語版が2013年2月25日にリリースされた<ref name="jppcrelease">。{{Cite web|url=http://bethsoft.com/ja/news/now-available-on-steam-dragonborn |title=PC版『The Elder Scrolls V: Skyrim®』タイトルアップデート1.8ならびに日本語版ダウンロードコンテンツ『Dragonborn™』配信開始のご案内 |publisher=ゼニマックス・アジア |date=2013-2-25 |accessdate=2013-3-1}}</ref>。PlayStation 3版の日本語版の明確な発売時期は未定だが発売は決定している。<ref name="jprelease">{{Cite web|url=http://bethsoft.com/ja/news/skyrim-dlc-news-for-playstation-3-and-pc-users |title=全世界待望のPS3版『Skyrim』ダウンロードコンテンツ『Dragonborn』、『Hearthfire』、 『Dawnguard』配信決定! |author=ゼニマックス・アジア |publisher=ゼニマックス・アジア |date=2013-1-21 |accessdate=2013-1-26}}</ref>
 
''Dragonborn'' ではプレイヤーキャラクターが初代の Dragonborn (ドラゴンボーン) である Miraak (ミラーク) と接触する。ゲームは以前の ''{{仮リンク|[[The Elder Scrolls III: Morrowind|en|The Elder Scrolls III: Morrowind|label=The Elder Scrolls III: Morrowind}}]]'' の拡張 ''[[The Elder Scrolls III: Bloodmoon|Bloodmoon]]'' でも舞台となった Solstheim (ソルスセイム) 島で起こる。
 
== ゲームデザプレ ==
''Dragonborn'' は ''Skyrim''のゲームデザプレスタイル継承追随する。プレイヤーのキャラクターは意のままに Solstheim (ソルスセイム) の島を自由に探索し都合のよいときにクエストを続けることもできる。新しい防具、武器、ロケーション、敵が新しい拡張に追加されている。''Dragonborn'' の大きな特徴として{{仮リンク|The Elder Scrollsの種族#Dovah|en|Races of The Elder Scrolls#Dovah|label=ドラゴン}}を手懐けて乗ることができる能力がある。プレイヤーキャラクターはドラゴンを敵と戦わせることができるが、その場を徘徊するだけで飛行をコントロールすることはできない。<ref>http://multiplayerblog.mtv.com/2012/12/06/the-elder-scrolls-v-dragonborn-dlc-review/</ref> ''Dragonborn'' の拡張専用の新しいドラゴンシャウト、''Thu'um'' が導入されている。
 
== 設定 ==
この拡張では {{仮リンク|Morrowind|en|Morrowind|label=Morrowind}} の北海岸沿いにある Solstheim (ソルスセイム) 島が舞台になっている。ソルスセイムこの島は Red Mountain (レッドマウンテン) の[[噴火]]後、Morrowind (モロウィンド) から逃亡した {{仮リンク|The Elder Scrollsの種族#Dunmer|en|Races of the Elder Scrolls#Dunmer|label=Dunmer}} (ダンマー、ダークエルフ}})の避難所としての機能を果たすためにHigh King (上級王) Morrowind (モロウィンド) に島を譲渡するまで、スカイリムに所属するテリトリーであった。
 
地理的にはソルスセイム島の半分は氷の多い氷河と雪に覆われたスカイリムに似ている。残り半分は痩せ地でレッドマウンテンの天災による[[火山灰]]に覆われている。島の集落と建造物は異なる文化を反映している。島の 半分は Nordic (ノルド人) でスカイリムの建築様式に親しい人々で占めている。島の他の部分はダークエルフ Dunmer の建築スタイルに従っている。その中には巨大なキノコで構築された住居さえ存在する。島の主要な集落はモロウィンドからやってきた貴族のダークエルフ一族の House Redran (レドラン家) が統治する、 [[The Elder Scrolls III: Bloodmoon]] でも登場した Raven Rock (レイブン・ロック) である。島にはBloodmoonでも登場した未開の {{仮リンク|Nord (Elder Scrolls)|en|Nord (Elder Scrolls)|label=ノルド}} の部族 Skaal (スコール) も再登場する。
 
=== 構想 ===
{{ネタバレ}}
''Dragonborn'' の主なクエストラインはプレイヤーがMiraak (ミラーク) の信者から襲撃を受けるところから始まる。その死体から初代ドラゴンボーン (Dovahkiin) であるミラークの帰還と主人公プレイヤーキャラクターの殺害命令を示すメモが見つかる。プレイヤーは Windhelm (ウィンドヘルム) の港からボートに乗ってソルスセイム島に向かう。
 
島に到着後、プレイヤーは Temple of Miraak (ミラークの神殿) を訪れ、Frea (フリア) という名のSkaal (スコール) の {{仮リンク|The Elder Scrollsの種族#Nord|en|Races of the Elder Scrolls#Nord|label=ノルド}} に出会う。フリアは自分の村の危機を説明し、救うために神殿に入るプレイヤーについてゆく。ミラークの神殿の最深部でプレイヤーは Black Book (黒の書) を発見する。それを読むと強制的にに Apocrypha (アポクリファ) と呼ばれるRelm of Oblivion (オブリビオンの領域) に引き込まれる。そこでプレイヤーキャラクターはミラークが Tamriel (タムリエル) を襲撃する計画を目の当たりにする。ミラークはプレイヤーキャラクターを弱者としてはねつけ、ソルスセイム島へと送り返す。帰還後、プレイヤーはスコールの集落に赴き長であるストルンと話す事で状況を理解する。その後、ソルスセイム島各地に点在する岩をシャウトの力で汚すことによってソルスセイム島の人々を奴隷にしようとするミラークからの解放を手伝う。{{仮リンク|[[The Elder Scrolls III: Morrowind|en|The Elder Scrolls III: Morrowind|label=The Elder Scrolls III: Morrowind}}]] でも登場した Neloth (ネロス) という名の 強力な Telvanni (テルヴァンニ) の魔術師の {{仮リンク|The Elder Scrollsの種族#Dunmer|en|Races of the Elder Scrolls#Dunmer|label=ダークエルフDunmer}} のところへ赴いた後、プレイヤーは禁断の知識の保持者 {{仮リンク|The Elder Scrollsの種族#Daedra|en|Races of the Elder Scrolls#Daedra|label=Daedric Prince}} (デイドラプリンス}}) の1柱、Hermaeus Mora (ハルメアス・モラ) が所有する遺物黒の書を発見していく。
 
プレイヤーとネロスは Nchardak の {{仮リンク|The Elder Scrollsの種族#Dwemer|en|Races of the Elder Scrolls#Dwemer|label=Dwemer}} (ドゥーマー}}、ドゥエマー、ドワーフ) の遺跡の一つ、チャルダックへ赴いて新たに別の黒の書を発見する。プレイヤーは再びアポクリファに進入し、ハルメアス・モラと出会う。ハルメアス・モラによればプレイヤーがミラークを倒すためにはミラークが習得したものと同じ知識を習得しなければならないという。そこでハルメアス・モラはプレイヤーにミラークを倒す方法を教える条件としてスコールの秘密を明かすよう取引を持ちかける。スコールの集落に帰還後、プレイヤーはミラークが操っているソルスセイム島各地に点在する聖なる岩を全て浄化することを条件に、スコールの秘密を ハルメアス・モラに明け渡す事を Storn (ストルン) に同意させる。ストルンはスコールの秘密をハルメアス・モラに譲り渡すがその後、ハルメアス・モラは彼を殺してしまう。そして約束どおりプレイヤーはミラークを倒す為のシャウト "Bend Will"「服従」の最後の言葉を学ぶ。
 
プレイヤーはミラークを追いアポクリファに戻る。ミラークはプレイヤーキャラクターを殺すためにSarohtaar (サーロタール) という名のドラゴンを派遣するが、プレイヤーはシャウトの力を使ってそのドラゴンを手懐ける。サーロタールこのドラゴンはプレイヤーにミラークのもとまで飛んでいくことに協力する。旅路の後、プレイヤーはアポクリファの頂上でミラークと対決する。厳しい交戦の後、ミラークの反抗的な性格に不満を持った ハルメアス・モラはミラークを突き刺す。プレイヤーがミラークの魂を吸収した後、ハルメアス・モラはミラークの地位をプレイヤーに明け渡す。そしてプレイヤーはソルスセイム島に帰還させられる。
 
== リリース ==
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== 評判 ==
''Dragonborn'' は主としてポジティブな批評を受けた。[[IGN]] はApocrypha (アポクリファ) の部分を称賛したが「非常に短く」「拍子抜け」なストーリーと批判した。 <ref>{{Cite web|author=VitaismyDaddy |url=http://www.ign.com/blogs/saintbalor/.../skyrim-dragonborn-dlc-review/ |title=Blog by SaintBalor |publisher=IGN |date=2013-01-11 |accessdate=2013-01-18}}</ref> {{仮リンク|GamesRadar|en|GamesRadar|label=GamesRadar}} はサイドクエスト、新しい武器とドラゴンシャウトの数の多さを称賛したが、ドラゴンに乗れる機能は「落とし穴」があるとはねつけた。<ref>{{Cite web|author=Words: John Learned on Dec. 6, 2012 |url=http://www.gamesradar.com/elder-scrolls-v-skyrim-dragonborn-review/ |title=The Elder Scrolls V: Skyrim Dragonborn review |publisher=GamesRadar |date=2012-12-06 |accessdate=2013-01-18}}</ref> {{仮リンク|EuroGamer|en|EuroGamer|label=EuroGamer}} はクエスト、新しい敵とロケーションを称賛し10点中9点と評価した。<ref>{{Cite web|last=Whitehead |first=Dan |url=http://www.eurogamer.net/articles/2012-12-05-the-elder-scrolls-5-skyrim-dragonborn-review |title=The Elder Scrolls 5: Skyrim - Dragonborn review • Reviews • Xbox 360 • |publisher=Eurogamer.net |date=2012-12-05 |accessdate=2013-01-18}}</ref> {{仮リンク|Joystiq|en|Joystiq|label=Joystiq}} は新しい設定と敵を含めた Dragonborn の内容量の多さを褒め称えたが、触れてみた物語はあまり珍しいものではないと評した。<ref>{{Cite web|last=Martin |first=Garrett |url=http://www.joystiq.com/2012/12/11/skyrim-dragonborn-review/ |title=Skyrim - Dragonborn review: Miraak-ulous |publisher=Joystiq |date=2012-12-11 |accessdate=2013-01-18}}</ref>
 
== 関連項目 ==
* [[The Elder Scrolls III: Bloodmoom]] - [[The Elder Scrolls III: Morrowind]] の拡張パック。''Dragonborn'' と同じ Solstheim 島が舞台となる。
 
== 参考文献 ==