「エーリッヒ・ケストナー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
ケストナーの父親問題・参考文献追加
32行目:
 
== 生涯 ==
[[ドレスデン]]のノイシュタットに生まれた。父エミール・ケストナーは鞄作りの手工業者だったが、産業工業化のあおりを受けて、工業労働者になり、母親イーダ(旧姓アウグスティーン)は夫の少ない労働賃金を補うため、理容師になる(『わたしが子どもだったころ』に詳細)。本当の父親はユダヤ人の主治医エミール・ツィンマーマン(Emil Zimmermann (1864–1953) )博士で、母イーダとツィンマーマンという医者との間に生まれた不倫の子供であった。この事は、と言われてるがケストナーが青年本人はそれなるついて言及しておらず、で秘密にされ。博士は第二次大戦後亡命先ブラジル根拠の大多数が伝聞亡くなったと思われことから、いまだ結論は出ていない
 
教師になろうとして、教師を養成する専門の中高一貫校([[ギムナジウム]])に入学。[[第一次世界大戦]]に兵士として召集される。命令と服従という関係しかなかった学校、軍隊に反発を感じ、大学進学を決める。[[ライプツィヒ]]で学業の傍ら、新聞の編集委員をしながら、詩や、舞台批評を発表。空前のインフレの影響もあり、苦労して大学を卒業した後、[[ベルリン]]に出て[[詩人]]として認められた。
81行目:
* クラウス・コルドン 『ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家』 那須田淳・木本栄訳、偕成社、1999年。ISBN 4038142000
* [[高橋健二 (ドイツ文学者)|高橋健二]] 『ケストナーの生涯―ドレースデンの抵抗作家』 福武書店〈福武文庫〉、1992年。ISBN 4828832394 - 高橋は担当翻訳者でもある。
*スヴェン・ハヌシェク 『エーリヒ・ケストナー 謎を秘めた啓蒙家の生涯』 藤川芳朗 訳  白水社 2010年。 ISBN: 978-4560080955
 
== 外部リンク ==