「リング (格闘技)」の版間の差分

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ボクシングの円形リングについて加筆
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このとき、選手が逃げられないように観客が手にロープを持って囲んでいたことが、リングの起源でありまた語源ともされている。[[ジャック・ブロートン]](Jack Broughton)が初の7章のルールブック「ブロートン・コード」(Broughton’s Rule)を、[[1743年]]発表した。その中に、リング(直径25[[フィート]]の円形、硬い土の上)について決められていた。
やがて地面に直接4本の[[杭]]を立ててロープを張るようになったが、形は四角くなってもこれをそのままリングと呼び習わした。[[1865年]]成立の「[[クインズベリー・ルール]]」ではリングの1辺が24[[フィート]](7[[m]]32[[cm]])の四角形と規定された。
 
1912年の英国では円形のリングが使われていた。米国で円形リングが最初に登場したのは1944年5月26日で、ロープにあたる部分はアルミ管で作られ、[[ベルベット]]の厚地で覆われており、[[フレッド・アポストリ]]が[[エキシビション#ボクシングのエキシビション|エキシビションマッチ]]を行った<ref>{{Cite book|ref=harv|last1=Andre|first1=Sam|last2=Fleischer|first2=Nat|last3=Rafael|first3=Don|title=An Illustrated History of Boxing|edition=2001: 6th|month=12|year=2001|publisher=Citadel Press|location=米国・[[ニューヨーク市]]|language=英語|isbn=978-0-8065-2201-2|page=234|chapter=The middleweights}}</ref>。
 
[[現代]]では、主に[[鉄]]製の柱4本の間に3-4本のロープを張り、鉄骨製の土台の上に丈夫な[[板]]を並べ、その上にクッションを敷いて[[キャンバス]]で覆い、リングとしている。形は'''正方形'''でなくてはならない。更に柱の間には下部にワイヤーロープを張っている。