「ひょうきん懺悔室」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
一部コメントアウト。
編集の要約なし
13行目:
 
== 概要 ==<!--特定のタレントが出た時のエピソードは削除されています。詳しくは「ノート:ひょうきん懺悔室」参照-->
[[イエス・キリスト]]のように十字架に張りつけにされた格好で[[ブッチー武者]]扮する神様<ref>[[TVオバケてれもんじゃ]]第1話サブタイトルでは'''ザンゲの神様'''と表記された。</ref>が安置された懺悔室で、横澤が黒装に身をまとった神父に扮し(横澤の降板後は2代目プロデューサーとなった[[三宅恵介]]が赤い衣装で立っていた)、出演者やスタッフなどが自分のNGを懺悔する。
 
神父が『罪深き、迷える子羊よ、入りなさい』とNGをした出演者を招じ入れ呼び、『心ゆくまで懺悔ををなさい』と懺悔を促し、懺悔、もしくはNGをした出演者を連れてきた付添人の告発を聞いた後『祈りなさい』と促し裁定に突入する。反省が足りないと神様が絶叫しつつ両手を交差させるように「バツ」のジェスチャーをして大量の[[水]]を浴びせられ(バケツ一杯が通例であるが、抗議の声をあげるなど反省していないと見なされた場合二杯、三杯と連続してかけられることもあった。こうしたシーンでは水をかける係のADが悪ノリしてやっている姿も放映された)、逆に反省したと認められれば神様が微笑みながら頭の上で両手で「マル」のジェスチャーをし、天井から[[紙吹雪]]が降る。「マル」と見せかけて「バツ」を出したり(その逆パターンもあった)、「バツ」にもかかわらず水をかぶらないと思わせておいて時間差攻撃で水をかけるなどの変形パターン、ADが水をかけた後、とどめをさす形でNGをした出演者やスタッフめがけて空になったバケツを落とすなどの変形パターン、「マル」を出したにもかかわらず、余計な一言を言ったため「バツ」になり水をかけられるパターンもあった。
 
一回放送につき三人ほどの懺悔の模様が放送されたが、実際には番組でNGを出した人すべて全員が懺悔室の対象であり、放送時間の関係でその中で面白いものだけが放送されたと後に明らかになる。一回の放送につき、三人ほどの懺悔の模様が放送された。「'''懺悔! 懺悔!'''」は当時流行語になり、後述通りパロディも多数登場した。ADが悪ノリして多くの水をかけるのは男性出演者に対してがほとんどであり、概して女性出演者には甘かった。なお神様の裁定時の判定における手の動きだが、「マル」のときはスローだったのに対し、「バツ」のときは逆に素早い動作だった。
 
懺悔室に送り込まれる対象は拡大して行き、出演者だけでなく、スタッフであっても容赦はしなかった。レギュラーが出演した全番組、プライベート、営業(後述の出張懺悔室)、当時のフジテレビ関係者全員、果てはフジテレビ乗り付けのタクシー運転手、間違えて[[テレビ朝日]]にスタッフ用の弁当を届けた仕出し店の配達員、収録中の客にまで広がり、「[[FNNスーパータイム]]」のメインキャスター・[[逸見政孝]](当時フジテレビアナウンサーだった[[逸見政孝]]ついには当時の編成局長であった[[日枝久]](現・会長)が送り込まれた回もあった。もちろん神父や神様も、NGを出せば容赦なく懺悔室の対象となった。
 
時にはNGを誰一人も出さなかった、NGでも面白かったからOKにしたためNG無しという回もあり、その際は「今日は懺悔の無い良い一日でした」と言うナレーションの後、反省したと認められたマルの際と同様に紙吹雪が降って、エンディングの流れとなった。一方、懺悔の神様に大量の水を掛けるパターンもあった。
 
判決時に使われていたBGMは、『[[宇宙刑事ギャバン]]』の「ギャバン変身(蒸着」(作曲:[[渡辺宙明]])。
 
通常はこの『ひょうきん懺悔室』が番組の最後のコーナーで、これが終わるとそのままエンディング曲、提供クレジットが出て番組が終わる、という流れであった。
 
番組終了後、当時の出演者たちが語るには「水ではなく、お湯(ぬるま湯)をかけること」が頻繁で「この件で次の仕事に支障を来たさないための配慮」であったとも語られていた。後に他のバラエティ番組がパロディで懺悔室を再現した際(後述)、[[島崎俊郎]]は'''「本物の水やないか! あの、あの、常識の無いひょうきん族でもぬるま湯やったわ!」'''と絶叫。[[島田紳助]]も『[[行列のできる法律相談所]]』で同様のことを言っている。しかし、中には本物の水(冷水であったり、インクや粉をかけられることもあった。その上、被った際の貸衣装代は全て自腹で弁償もしくはクリーニングしなければならなかった。
 
== その他の懺悔室 ==