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Sakudaiou (会話 | 投稿記録)
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==例==
例えば、[[原生動物]]鞭毛虫類の[[ミドリムシ]](ユーグレナ)属は光を当てると光源に向かって移動する。ここでの方向性をもつ刺激は光で、生物の指向性(方向を示すような)運動は光に対してである。この行動は正の[[走光性]](positive phototaxis)である。つまり、'''光'''が刺激なので走'''光'''性(phototaxis)、刺激源に'''向かう'''ことから'''正'''を付け'''正の走光性'''と呼ぶ。光の届きにくい海中、濁った湖中などのプランクトンは、負の重力走性を生命維持には必要と考えられているが、そのような無脊椎動物には感知器官を持っていないので、未知の重力感知器官があると推測される。これは国立遺伝学研究所にて研究が進められている。他にも、刺激に対して反対方向に移動した場合は"負"、刺激源に対して圧・化・地・水・流・電気・温度・接触を組み合わせて走性を表現する。
 
==分類==