「瞬膜」の版間の差分
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== 瞬膜をもつ種 ==
[[両生類]]や[[魚類]]の一部([[サメ]]の仲間)、及び[[鳥類]]、[[爬虫類]]は発達した瞬膜をもつが、[[哺乳類]]では瞬膜が[[痕跡器官 (生物)|痕跡器官]]となっている種も多く、[[霊長類]]では一部の種に限られる<ref>[[リチャード・オーウェン|R.オーウェン]] 1866–1868. ''Comparative Anatomy and Physiology of Vertebrates''. London.</ref><ref>[http://www.scientificamerican.com/article.cfm?id=why-do-cats-have-an-inner Why do cats have an inner eyelid as well as outer ones?] Scientific American. 20 Nov 2006. (Accessed 2 Nov 2011)</ref>。ただし哺乳類でも[[ラクダ]]や[[ホッキョクグマ]]、[[ツチブタ]]、[[鰭脚類]]([[アシカ]]や[[アザラシ]]の仲間)には完全な瞬膜がある。鳥は自由に瞬膜を動かすことができる。
[[Image:Gray892.png|thumb|right|ヒトの半月ひだは瞬膜の[[痕跡器官 (生物)|痕跡器官]]と考えられている。]]
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== チェリーアイ ==
[[File:Prolapsed gland of the third eyelid.JPG|thumb|right|イヌのチェリーアイ]]
[[イヌ]]や[[ネコ]]の瞬膜(第三眼瞼)は筋線維部分があまり発達していないので普段は見えないが、逆に瞬膜がいつも見えるときは何らかの体調不良や病気が疑われる。ただし健康なイヌ・ネコでも、寝ている間に目をゆっくり開けたり目のまわりを押したりすると瞬膜を確認できる。瞬膜が逸脱して「チェリーアイ{{enlink|cherry eye}}」と呼ばれる症状になり易い犬種もある。
== 脚注 ==
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