「フォッケウルフ Ta152」の版間の差分

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; Ta152C
: 主翼を切り詰めた中・低高度向けまたは地上攻撃型のBシリーズから、エンジンをDB603E(離昇出力1800馬力){{refnest | group = * | 野原 (2009) によれば、DB603Aの1段2速の過給器を大型のものに強化したもので、高度10000mで1060馬力を発揮{{sfn|野原|2009|p=104}}。}}またはDB603LA(離昇出力1800馬力){{refnest | group = * | 野原 (2009) によれば、DB603Lは過給器を2段2速に改め高々度性能を向上させたもの。高度10000mで1400馬力を発揮{{sfn|野原|2009|p=147}}。DB603LAはMW50を組み合わせたもので、作動時は2100馬力を発揮{{sfn|野原|2009|p=147}}。}}へと変更されたタイプ。これに伴い過給器取り入れ口は機首右から左へ移設された{{sfn|長谷川|2007|p=75}}。与圧キャビンは搭載されていない{{sfn|長谷川|2007|p=75}}。武装は機首と内翼に計4門の20mm機関砲、さらに30mmモーターカノンも装備{{sfn|田中|飯田|佐藤|2006|pp=26-27}}{{sfn|野原|2009|p=142}}。高度10000m付近で730km/hを発揮した{{sfn|野原|2009|p=54}}。
: ''長谷川 (2007)''によれば、C-1からC-4までが、''野原 (2006) / (2009)''によればC-1からC-11までが計画または発注されており、1945年3月以降量産が行われる予定だったが{{sfn|野原|2009|p=54}}、生産は原型機3機とC-1型が少数のみ(''野原 (2006) / (2009)''によれば17機){{sfn|野原|2006|p=83}}{{sfn|長谷川|2007|p=76}}。''飯山 (2004)''によれば、実戦で使用されたと言う説は無いと言う説が多い{{sfn|飯山|2004|p=398}}。また、''野原 (2009)''では、JG301にC-1/R11が2機のみ配備はされたものの、出撃は行われなかったようだとしている{{sfn|野原|2009|p=75}}。
: ''鈴木五郎''著『フォッケウルフ戦闘機』1979年 サンケイ出版 185項によれば機体はBシリーズよりもやや大きく、Hシリーズより少し遅れて登場して、50機近く生産されたとされている。