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Tribot (会話 | 投稿記録)
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'''回転性めまい'''(かいてんせい- 、[[英語|英]]:vertigo)とは、多くは[[前庭神経]]や[[三半規管]]の異常により、実際は体は静止しているにもかかわらず、[[脳幹]]より中枢に体が回転しているとの間違った情報が送られることにより、自分があたかも実際に回転しているように[[錯覚]]する状態のことを指す。
 
周囲の景色が回転するのは、実際に回転している時に人間が一点を見つめるような反射([[前庭眼反射]])があるためである。前庭眼反射により回転性めまいが生じているときには、[[眼振]]と呼ばれる左右に規則的に動くような眼球運動が生じる。この一連の回転性めまいは、[[遊園地]]で[[コーヒーカップ (遊具)|コーヒーカップ]]に乗ったときや家でぐるぐると横方向に回転した直後などに、[[眼振]]とふらつきといった形で数十秒であるが簡単に体験することができる。また回転性めまいが生じたときに[[嘔気]]や[[嘔吐]]が生じることを[[前庭自律神経反射]]と呼ぶ。