「大国主の神話」の版間の差分
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===根の国訪問===
根の国(現;島根県安来市)のスサノオの家で、オオナムヂはスサノオの娘の[[スセリビメ]](須勢理毘売命)と出会い、
スサノオは広い野原の中に射込んだ鳴鏑(なりかぶら)を拾うよう葦原色許男神に命じた。葦原色許男神が野原に入ると、スサノオは火を放って野原を焼き囲んだ。葦原色許男神が困っていると鼠が来て、「内はほらほら、外はすぶすぶ」(穴の内側は広い、穴の入り口はすぼまって狭い)といった。それを理解した葦原色許男神がその場を踏んでみると、地面の中に空いていた穴に落ちて隠れることができ、火をやり過ごせた。また,その鼠はスサノオが射った鳴鏑を咥えて持って来てくれた。スセリビメは葦原色許男神が死んだと思って泣きながら葬式の準備をした。スサノオは葦原色許男神の死を確認しに野原に出てみると、そこに矢を持った葦原色許男神が帰って来た<ref>戸部民夫 『日本神話』 84-87頁。</ref>。
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