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'''官僚派'''(かんりょうは)とは、[[官僚]]を経験した[[政治家]]の俗称。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]では、[[党人派]]と並ぶ二大勢力として扱われる。[[吉田茂]]によってスカウトされた「[[吉田学校]]」の中心になったのが官僚出身議員であり、官僚派は多く吉田学校を支持していた。ただし、吉田と対立する側にも[[岸信介]]・[[重光葵]]・[[中曽根康弘]]など官僚出身議員は存在した。自民党の発足当初は吉田学校+岸信介の官僚派と[[大野伴睦]]・[[河野一郎]]・[[三木武夫]]らの党人派という図式も存在したが、[[角福戦争]]期になると官僚出身である[[福田赳夫]]と[[大平正芳]]が党人出身である三木武夫と[[田中角栄]]をそれぞれ味方として対立するようになり、官僚対党人という図式は薄れていった。
 
同時期の[[野党]]にも少数ながら官僚出身議員はいたが([[和田博雄]]など)、官僚派というほどの勢力はなかった。また、[[日本社会党|社会党]]は[[自治労]]など官公労を支持基盤としており、それらの[[労働組合]]の出身議員(当然ながら[[公務員]]出身者が多かった)がいたが、彼らが官僚派と呼ばれることもなかった。
 
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