「中国女 (映画)」の版間の差分

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女子大生ヴェロニク役で主演している[[アンヌ・ヴィアゼムスキー]]は、同年7月21日、ゴダールと結婚している。ゴダールの長篇での前作『[[彼女について私が知っている二、三の事柄]]』に引き続き[[ジュリエット・ベルト]]が出演し、元売春婦イヴォンヌを演じている。さらに前作の『[[メイド・イン・USA]]』に出演している[[ジャン=ピエール・レオ]]が、俳優ギョーム役を演じている。「[[ジャンソン機関]]」設立者の[[ソルボンヌ大学]]哲学科教授、[[フランシス・ジャンソン]]が本人として出演している<ref name="キネ" />。アンリを演じた[[ミシェル・セメニアコ]]は、のちに写真家となった。
 
作中に登場する北京放送(現在の[[中国国際放送]])は、当時文化大革命一色の内容をフランス語でも放送していた。『[[毛主席語録|毛沢東語録]]』が[[アンディ・ウォーホル]]の[[キャンベル・スープ・カンパニー|キャンベル缶]]のように大量に登場するが、フランス語では同書は『プティ・リーヴル・ルージュ』(''[[:fr:Petit Livre rouge|Petit Livre rouge]]''、「小さな赤い本」の意)と呼ばれている。
 
挿入歌『マオ・マオ』は、ジャーナリストの[[ジェラール・ゲガン]]が作詞したもので、[[クロード・シャンヌ]]が作曲して歌っている<ref name="ポンピ">''Jean-Luc Godard: Documents'', [[編集|éditeur]] : [[ポンピドゥー・センター|Centre Georges Pompidou]], Paris, 2006., p.89</ref>。ゲガンの回想によれば、当時本物のマオイストは[[オマール・ディオプ]]のみであった<ref name="ポンピ" />。