「神戸洋服商殺人事件」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
2行目:
 
== 事件の概要 ==
1951年1月17日、兵庫県神戸市生田区の洋服商のところに一人の男が[[外套|オーバーコート]]を買いにやってきた。その男は以前にもオーバーコートを買ったことがあり、洋服商とは顔見知りであった。その男は真冬にもかかわらず薄着しか着ていなかった。洋服商は、その男の身なりを見て同情して彼に[[ぜんざい]]を振る舞い、更に近くの飲み屋で酒を奢った。そして帰り際に洋服商は「脱線せんと、まっすぐ家に帰りなはれや」と暖かい言葉をかけて別れた。
 
1時間後、男は再度洋服商のところに訪れたが、洋服商は既に就寝していた。洋服商の妻はそのことを告げたが、男は勝手に家に上がりこみ、洋服商を起こそうとした。そのとき金槌が視界に入り、突如殺意が芽生えて洋服商夫妻を撲殺した。