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[[ファイル:UAE ja-map.png|thumb|right|450px|アラブ首長国連邦の各首長国]]
'''アブダビ'''([[英語]]: '''Abu Dhabi''', {{lang-ar|'''أبو ظبي'''}}; {{unicode|''abū ẓabī''}}; アブー・ザビー)は、[[アラビア半島]]の[[ペルシアラビア湾]]岸に位置する、[[アラブ首長国連邦]]を構成する[[首長国]]。アラブ首長国連邦の連邦[[首都]]を兼ねる同名の都市([[アブダビ市]])もこの首長国内にある。
 
== 概要 ==
アブダビ首長国はアラブ首長国連邦を構成する首長国。[[ペルシアラビア湾]]に突き出たT字型の半島部を中心とした地形で、アラブ首長国連邦の中でも最大の[[面積]]、[[人口]]、収入を持つ。特に面積[[1 E10 m²|6.7万km²]]は連邦全体の[[1 E10 m²|8.3万km²]]の大半(約80%)に及び、広大な国土に埋蔵された豊富な[[石油]]資源によって連邦の政治、経済を支える事実上のリーダー国である。アラブ首長国連邦の[[GDP]]の15%を産し、[[アブダビ証券取引所]]や[[アラブ首長国連邦中央銀行]]、[[アブダビ投資庁]]、大手通信会社の[[エティサラート]]、国営石油会社の[[ADNOC]]、アブダビ海上操業会社([[ADMA-OPCO]])などもここにある。アラブ首長国連邦の[[大統領]]は[[1971年]]の連邦結成以来、アブダビ首長の[[ザーイド・ビン=スルターン・アール=ナヒヤーン|ザーイド]]、[[ハリーファ・ビン=ザーイド・アール=ナヒヤーン|ハリーファ]]の父子が一貫して務めており、今後もアブダビ首長国が大統領を輩出すると予測される。
 
== 首都アブダビ市 ==
古くは''milh''と呼ばれていた。[[アラビア語]]で「塩」を意味し、海水から来ていると推定される。アブダビの名は300年以上の歴史があり、その由来は諸説あるが、いずれも「鹿カモシカ」に関係している。この地には鹿カモシカが多く、鹿カモシカを''dhabi''という。アブダビは当初、''Dhu Dhabi''と呼ばれていたが、それは「鹿を飼う者」という意味で、Abuはお父さんという意味である。
 
== 歴史 ==
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== 地形 ==
[[アラビア半島]]のペルシアラビア湾に面した北東部に位置する。250mほどの水路で離れた島々が中心部で、郊外の内陸部とは橋で結ばれている。また幾つかは今も建設中である。
 
== 気候 ==
[[砂漠気候]]で、1年を通じて晴天である。6月から9月は平均最高気温が35℃を上回る。この期間は砂嵐にも度々見舞われる。海に面するため湿度が高い
 
== 人口構成==