削除された内容 追加された内容
TASH (会話 | 投稿記録)
→‎産地: 佐賀は7万トン、兵庫、福岡は4万トンなのに、なぜ差がないと記述したのか?
101行目:
海苔が使われている食品に「磯辺餅」があるが、海苔の産地にも「磯辺」、「石部」、「磯部」、「石辺」(いずれも「いそべ」と読む)などの地名を見ることが出来る。海苔の主な産地は宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州などである。
 
佐賀県は都道府県別生産量が平成24年で一位となっており、これは9年連続である。生産量は年間7万トンと、2位以下4万トンを大きく引き離している。一方で、有明海沿岸は[[諫早湾]]干拓問題で大きく揺れた地域であり、事業開始直後は水質の汚濁などによって海苔の生産量や品質に大きく影響を与え、とりわけ長崎県の産地は壊滅的打撃を受けた。またとはいえ、贈答品の多くは有明産海苔が選択されるなど、ブランドに揺るぎはない。生産量2位の兵庫県播磨灘が主は、地となっている。[[コンビニエンスストア|コンビニ]][[おにぎり]]等の用途によく使われているが、播磨五川、特にそのうち流域面積が突出している[[加古川]]のもたらす[[栄養塩]]が生育を左右している。加古川下流域に加古川大堰が完成した後は、海苔の白化、生育不良などの問題が起こっている。
 
兵庫県福岡県は佐賀県に次いで生産量は一位とさほど変わらず高い生産量であり、以下熊本県、香川県、愛知県、千葉県、三重県、岡山県、宮城県と続く。浅草和紙と同様の技法で有名であった江戸前海苔(浅草海苔)のシェアはほんの数%で生産量は非常に少ない。
 
岩場に自生している天然の海苔は[[岩海苔]]という。岩海苔は島根県など日本海側を中心に採取されている。