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なお、木材や紙のような[[セルロース]]か、純度の高い[[炭化水素]]([[メタノール]]や[[ガソリン]]など)を燃焼させた時も白い煙が出ることがあるが、白い煙の成分は、燃焼物に含まれる水素が燃焼時に空気中の酸素と結びつくことで発生する水滴であるため、自然界に害はない。このような水分がほとんどの煙の場合、[[気温]]や[[湿度]]によって煙が多く発生する場合もあれば、逆に全く発生しない場合もある。
 
工場の煙突から煙が出ている場合もあるが、これも大体は上記のとおりである。海外の[[原子力発電所]]においては何かを「燃やす」わけではない[[原子力発電所]]からものに煙が出ていることがあるが、煙突のように見えるのは放熱塔で、出ている煙は[[湯気]]である。日本の原子力発電所においては、全て冷却を海水に依っているためこのような放熱塔は存在しない
 
日本では[[ディーゼル自動車]]から出る黒い煙が問題視され、[[石原慎太郎|時の都知事]]が、ペットボトル入りのディーゼルエンジンから出た[[煤煙]]をメディアの前で見せるパフォーマンスを行い、ディーゼル自動車規制の呼びかけを行ったこともある。しかしこの都知事のパフォーマンスを見た研究者や技術者の間では、「目に見える」煤煙を減らすことは出来ても、[[硫黄酸化物]]や[[窒素酸化物]]、[[一酸化炭素]]のような「目に見えない」有害物質が一般人から見過ごされることを危惧する向きもある。煤煙がなくなったから排ガスが綺麗になったとは言えない。