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'''乾季'''(かんき)は、年間の気候が大きく変動しない熱帯や亜熱帯地域において、1年の内[[降水量]]の少ない時期のことである。'''乾期'''、'''乾燥季'''(かんそうき)とも呼ばれる。逆に降水量の多い時期を[[雨季]]という。乾季には、[[季節風]]も関係する。
 
[[熱帯モンスーン気候]]や[[ステップサバナ気候]]などに見られる。[[アフリカ]]などではこの時期に主に[[草食動物|草食の動物]]がえさと水を求めて大移動をする。
 
== 発生原因 ==
*[[中緯度高圧帯]]の南北移動
*:北半球においては、冬季に中緯度高圧帯が南下し熱帯地域の北縁を覆い乾季になる([[ステップサバナ気候]])、逆に夏季には中緯度高圧帯は北上し、温帯で夏季小雨の[[地中海性気候]]を形成するが、こちらは、気温の変動も大きいため、乾季とは認識しない。南半球では、南北を逆転して認識する。
*[[季節風]]([[モンスーン]])の風向移動
*:[[熱帯モンスーン気候]]においては、冬季、陸部が冷やされ、季節風が[[陸風]]になると、乾燥した空気が運ばれ乾季となる。