「ウェイバー公示」の版間の差分

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[[セントラル・リーグ|セントラル野球連盟]]もしくは[[パシフィック・リーグ|パシフィック野球連盟]]のいずれかに加盟している球団が、契約拘束期間である[[2月1日]]から[[11月30日]]の間に選手との契約を破棄([[自由契約]]等)する場合は、所属連盟にその旨を申請し本手続きを行う。手続き完了後すぐに当該選手は公示され、譲渡を望む球団による申し込みを待つことになる。複数の球団が譲渡を申し込んだ場合は、同一連盟所属球団が優先され、さらにその中で勝率の逆順で優先される([[ウェーバー方式]])。これにより譲渡先球団が確定され、400万[[円 (通貨)|円]]の譲渡金を以て当該選手の移籍が決定する。公示より1週間の間に譲渡を希望する球団が現れなければ、当該選手に対する旧球団の保有権は消滅し、選手は完全に自由な身分([[自由契約]])となる。
 
ウェーバー公示による移籍はトレード、途中入団の期限以降でも認められている。[[2003年]]には[[7月22日]]に[[中日ドラゴンズ]]を解雇されウェーバー公示された[[エディ・ギャラード]]が[[7月28日]]に[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]に移籍した実例がある(当時の期限は[[6月30日]])。
 
なお、毎年[[11月30日]]に提出される次年度選手名簿及び保留者名簿から選手を外した場合は、契約満了による退団と見なされ一連のウェーバー公示は成されず、その選手は即座に自由契約となる。