「時間 (単位)」の版間の差分

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'''時間'''(じかん)又は'''時'''(じ、記号:'''h''')は、[[時間]]の[[物理単位|単位]]の一つである。「[[国際単位系]](SI)と併用されるがSIに属さない単位」([[SI併用単位]])となっている<ref>[https://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf] 国際文書第 8 版 (2006) 国際単位系(SI)日本語版 訳・監修 (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター, p.36, 表 6 SI 単位と併用される非 SI 単位</ref>。なお、SIや日本の[[計量法]]では、単位の名称は「時」のみである<ref>[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8c%76%97%ca%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H04HO051&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1] 計量法 別表第一 物象の状態の量の「時間」の欄
</ref>。
</ref>が、時間間隔を言うときは通常「時間」の名称を用いる。
 
日本語では、[[時刻]]の単位も時間と同じ体系であるが、時刻については'''時(じ)'''という単位の呼称が用いられ、時間間隔を言うときは通常「'''時間'''」の呼称を用いる。また同じ漢字で'''時(とき)'''と読む言葉は、昔の日本の時法における単位である。以下の不定時法の節を参照されたい。
1時間は、歴史的には[[地球]]における1[[日]](より正確には1平均太陽日)の24分の1の時間として定義される。現在は、秒が時間の基本単位であるので、1時間は「秒の3600倍」と定義される。1時間は60[[分]]である。
 
1時間は、歴史的には[[地球]]における1[[日]](より正確には1平均[[太陽日]])の24分の1の時間として定義されてきた。現在は、秒が時間の基本単位であるので、1時間は「秒の3600倍」と定義される。1時間は60[[分]]である。
[[時刻]]の単位も時間と同じ体系であるが、時刻については'''時(じ)'''という単位が用いられる。また同じ漢字で'''時(とき)'''と読む言葉は、昔の日本の時法における単位である。以下の不定時法の節を参照されたい。
 
[[単位記号]]の '''h''' は、[[1948年]]の第9回[[国際度量衡総会]](CGPM)の決議7によって定められたものである。他に hr, 時なども用いられることがあるが、日本の[[計量法]]体系では、記号「h」のみが認められており、それ以外の記号は用いてはならない<ref>[http://ja.wikisource.org/wiki/%E8%A8%88%E9%87%8F%E5%8D%98%E4%BD%8D%E8%A6%8F%E5%89%87] 計量単位規則 別表第2「時間」の欄</ref>。