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: 28歳の元フリーター。金にも権力にも興味がない鉄道オタクとして気ままな生活をしてきたが、父の死で、急遽後継者として憲政党から立候補させられ、[[衆議院]]議員となる。父の代からの支持団体が「トドロキ自動車」で、[[派閥]]としては[[族議員|道路族]]に属しており、そのため鉄道オタクであることを内密にしている。
: 誠実な性格なので、割と女性からも好意を持たれているのだが、恋愛関係に対しては非常に鈍いため、本人は全く気付いていない。米国から[[ハニートラップ]]として金髪美女を差し向けられたこともあるのだが、誘惑されていることに気付かなかったため、効果が無かった。
: 鉄道趣味に使える時間が減ってしまったため、選挙のたびに自身の敗北を願うが、功績を挙げてしまうため叶わない。
; 内山芳仲
: 仙露の第一秘書。父の代から秘書をしており、仙露を「ぼん」と呼ぶが、仙露が鉄道オタクだとは知らない。新米議員である仙露のことは頼りなく思っており、政治の世界のことをいろいろ仕込もうとしている。
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: 民衆党の女性国会議員。生真面目な性格で、政敵として何かと顔を合わせる仙露に強いライバル心を持つが、新人議員同士の友好関係にもある。とぼけた顔をして様々な難題をあっさり解決をする仙露を実際以上に有能だと感じている。
; 山中正太郎
: 憲政党の国会議員。黒田派の副会長(№2)(No.2)、選挙で民衆党の刺客広成真希に小選挙区で辛くも[[比例復活]]当選する。そのためか民衆党広成議員と何度ももめ、そのたびに仙露の鉄ちゃんの知識とアイデアで丸く収まるため、仙露を「広成議員ともめごとは君に任せるのが一番かな・・・」と高く評価している。
; 細川
: 憲政党の国会議員。仙露と同じく二世議員だが、子供の頃から総理大臣を目指していた野心家で仙露に強いライバル心を持ち、常に自分の功績と注目度を気にしている。ただ実際には世間知らずで浅い知識を元にした発言で相手の顰蹙を買うこともあり、政治家としての資質に疑問を抱かせる一面もある。
; 今井君子
: 首都急行電鉄初の女性運転士。祖母が運転士だったのに鉄道嫌い、「今井の初常務に乗ってくれない」との話に、仙露が調べた所『ところ「祖母の初運転が祖父の出征する列車で、軍国美談に仕立てるために軍部がしたこと、そして祖父は戦死いう過去が判明し、仙露と広成の説得で今井の運転する電車に乗ることになる。これ以後、仙露が「専門的なことだからプロの意見を・・」とアドバイスを求めるようになる。
; 福田賢司
: 仙露の高校時代からの友人で富塚市(架空)の市)の市役所職員。陸上長距離の選手で大学時代「箱根駅伝復路アンカー」を務めトップを取る直前、踏で遮断機が降り、結果・士気を低下させ優勝出来なかった過去がある。市主催の駅伝大会の踏対策、鉄道の混雑緩和策など仙露に助言を求める。
 
== 作品中に登場する鉄道路線や鉄道トリビア ==
* 第1話「二つの顔」 - [[デュアル・モード・ビークル]]・[[紀州鉄道]]
* 第2話「敗者復活」 - [[鉄道事業者|特定目的鉄道]]
* 第3話「予定外の出来事」 - [[青函トンネル]][[カシオペア号]]の時刻表上は通過するが[[青森駅]]での一時運転停車。
* 第4話「野生の本能」 - [[釜石線]]でライオンの糞の匂い成分を線路に撒いて野生動物と鉄道車両の衝突が激減した。
* 第6話「アンダー・グラウンド」 - [[JR貨物M250系電車]]・[[種鉄道事業者]]・[[モーダルシフト]]・[[東京地下鉄]][[東京地下鉄千代田線|千代田線]][[霞ヶ関駅]]と[[東京地下鉄有楽町線|有楽町線]][[桜田門駅]]間を結ぶ地下連絡線。
* 第7話「汽車ぽっぽ」 - 童謡「[[汽車ぽっぽ]]」の原題は兵隊さんと汽車で、子供たちが出征兵士を見送る歌だった。
* 第8話「攻守交代」 - 政治の駆け引き使われ鍋つる線とも言われた[[JR東日本]][[大船渡線]]の歴史。
* 第10話「盲点」 - [[広島電鉄]]、私鉄駅とJR駅との間の商店街と渋滞対策で広成が私鉄線延長・山中が商店街が寂れると反対、仙露が私鉄線を広島電鉄の[[低床路面電車]]にして商店街の中を通すことを提案し広成・山中両氏より賛同を取り付ける。
* 第12話「忠猫ナナ」 - [[和歌山電鉄]][[貴志駅]]の「[[たま (猫の駅長)|たま駅長]]」・[[アニマルセラピー]]。
* 第13話「甘い罠」 - [[浜松市|浜松]]にあるJR東海の車両工場への引込み線には新幹線が通る踏切がる。
* 第15話「闇のブローカー」 - 東京都[[小金井市]]に小金井駅はなく、[[栃木県]][[下野市]]に[[小金井駅]]がる。
* 第16話「みらいの運転士」 - [[ドクターイエロー]]・[[いすみ鉄道]]の運転士養成費用持込での採用募集。
* 第17話「シフト」 - モーダルシフト・[[東海道物流新幹線構想]]
* 第19話「駅名の秘密」 - [[赤穂線]][[備前福河駅]]は1963年(昭和38年まで岡山県だったが町が越県合併した為にため、[[備前国|備前]]があるのに兵庫県の駅となった。
* 第20話「鉄道大回り」 - [[大都市近郊区間]]の特例を利用して1区間の切符で関東平野を一周。
* 第21話「峠の釜めし」 - [[真岡市]]「もおかし」と呼び、国鉄[[真岡鉄道|真岡線]]の真岡駅は「もうかえき」と呼んでいた。現在はもおかえきと統一されている。
* 第25話「B級グルメ」 - 兵庫県[[北条鉄道]]の廃てんぷら油を再利用して造った[[バイオディーゼル燃料]]で走る気動車。
* 第26話「バスぼん」 - [[名古屋ガイドウェイバス]]、[[上下分離方式]]。
* 第29話「空からお金? - [[東京駅]]の創建当時の形に復元する工事は、余っている容積率を転売して復元費用にした。
* 第30話「応援団」 - [[JR東日本]][[JR東日本キハE200形気動車|キハE200系]]ハイブリッド鉄道車両。
* 第31話「駅ナカ」 - [[駅ナカ|駅改札内店舗]]・[[2009年総選挙]][[長野県]][[松本市]]が[[松本駅]]構内に期日前投票所を作り大幅な投票率のアップにつながった。
* 第32話「都市鉱山」 - 静脈物流、廃棄物をリサイクルするための環境ネットワーク輸送システム。
* 第33話「神様の正体」 - [[都営地下鉄]][[新宿線]]浜町付近で[[ナウマンゾウ|ナウマン像]]の骨が発見されたこと。
* 第35話「ヤギとエコ」 - [[西武鉄道]][[西武鉄道池袋線|池袋線]][[武蔵横手駅]]周辺の線路脇の雑草をヤギに食べさせて年間に小型車が東京-大阪間を往復するだけの二酸化炭素の排出を減らしている。
* 第37話「青春の切符」 - [[飯田線]]
* 第38話「節電は続くよ」 - 東京駅の地下から出る塩分の含んだ大量の地下水を品川の立会川に排水したところ川の浄化につながり大量のボラが遡上してくるようになった。[[京阪電気鉄道]][[中之島線]]で淀川の水を汲み上げて空調用熱源として使い5パーセント%の節電と年間2百数十トンの二酸化炭素の発生を抑制できしている。
* 第40話「鉄道と郵便」 - 戦前に造られた東京駅と東京中央郵便局の間の郵便物輸送用トンネルがあり、現在も荷物の搬入搬出、車椅子利用者の移動に使われている。
* 第41話「江ノ電のように」 - [[江ノ島電気鉄道]]を例に出してローカル線沿線への「映画テレビのロケの誘致」。
* 第42話「鉄道の裏方」 - [[マルチプルタイタンパー]]・[[レール削正車]]など保線機器。無法テツの問題。
* 第43話「それぞれの[[はやぶさ (列車)|はやぶさ]]」 - 寝台特急はやぶさ・[[東北新幹線]]のはやぶさ・番外に旧陸軍[[一式戦闘機|一式戦隼]]。
* 第44話「特権的乗車券」 - 議員パス・[[乗車カード|IC乗車券]]が[[JR四国]]ではまだ導入されていない・使用済み切符の持ち帰りが可能であること
* 第45話「鹿原レポート」 - [[若桜鉄道]]・[[わたらせ渓谷鉄道]]などが[[登録有形文化財]]として登録されている。
 
== 単行本 ==