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TempuraDON (会話 | 投稿記録)
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==概説==
大選挙区制は[[死票]]が少なく国民の意思を反映させやすいといった長所が多いものの、候補者は有権者との距離が遠くなること<ref>小選挙区として選挙区を細分化されていれば、候補者は僻地の過疎地の有権者の票を獲得するために候補者自身が過疎地に赴いて遊説をするなどの政治活動・選挙活動をする動機が高くなるが、大きな地域による大選挙区では候補者自身が僻地の過疎地に赴いて遊説をするなどの政治活動・選挙活動をする動機が小さくなる。</ref>、多数政党による政治の混乱、選挙費用がかかること<ref>一つの政党が各有権者に対して掛ける選挙費用は区割りでは変わらないので、選挙区一つ当たりでの選挙費用は選挙区の大きさに比例するが、選挙区数は選挙区の大きさに反比例する。このため、選挙費用の全国合計は小選挙区制と殆ど変わらない、という意見も有る。日本の公職選挙法には選挙費用の上限が定められているが、日本が中選挙区制を採っていたときも小選挙区制を取り入れても、大半の当選者は上限ギリギリまで費用を使っている。</ref>、同一政党間における同士討ち問題、[[金権政治|金権]][[腐敗]]体質の招き<ref>[[マルタ]]や[[アイルランド]]などの国と日本国との比較から、大選挙区制の問題ではないという意見も有る。</ref>、[[補欠選挙]]も行いにくいことなどの欠点もあわせもっている。
 
ただし、これらの特徴は必ずしもすべての大選挙区制に共通した特徴ではない。