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=== 英国海外航空781便墜落事故 ===
{{Main|英国海外航空781便墜落事故}}
[[1954年]][[1月10日]]、BOAC の[[シンガポール]]発[[ロンドン]]行781便(初就航を担った Mk.I 1号機, G-ALYP, [[NATOフォネティックコード|フォネティックコード]]:"ヨーク・ピーター" (York Peter))は、経由地の[[ローマ]]・[[チャンピーノ空港]]を[[協定世界標準|世界標準時 ]](UTC)]] 9時34分(現地時間10時34分)に離陸した。
 
当時の気象は穏やかで、[[地中海]]の[[エルバ島]]上空 26,500 ft (8,077 m) を巡航中の781便は、続いてチャンピーノを離陸した同僚機の"アーゴノート"([[カナディア]]製[[DC-4]], G-ALHJ)に上空の状況を伝えるため、無線交信を開始した。離陸から20分程しか経っていない9時52分 (UTC) 頃、781便の機長が"George How Jig, did you get my..."「ジョージ、そちらにこちらの...」と言い掛けたところで途切れ、破裂音が通信記録として録音された。