「ペドロ5世 (ポルトガル王)」の版間の差分

|人物名 = =ペドロ5世

|原各国語表記 = {{Lang|pt|Pedro V}}

|称君主号 = =[[ポルトガル王国|ポルトガルおよびアルガルヴェ]][[ポルトガル君主一覧|国王]]

|画像 = =Don Pedro V.jpg

|画像幅サイズ =

|画像代替文説明 = =ペドロ5世（1860年）

'''ペドロ5世'''（{{Lang-pt|'''Pedro V'''}}、[[1837年]][[9月16日]] - [[1861年]][[11月11日]]）は、[[ポルトガル王国|ポルトガル]]の[[ポルトガル君主一覧|国王]]（在位：[[1853年]][[11月15日]] - [[1861年]][[11月11日]]）。実名はペドロ・デ・アルカンタラ・マリア・フェルナンド・ミゲル・ラファエル・ゴンザガ・シャヴィエル・ジョアン・アントニオ・レオポルド・ヴィクトル・フランシスコ・デ・アシス・ジュリオ・アメリオ（{{Lang|pt|Pedro de Alcântara Maria Fernando Miguel Rafael Gonzaga Xavier João António Leopoldo Victor Francisco de Assis Júlio Amélio}}）で、「有望王（{{Lang|pt|o Esperançoso}}）」と呼ばれる。[[マリア2世 (ポルトガル女王)|マリア2世]]とその王配で共治国王だった[[フェルナンド2世 (ポルトガル王)|フェルナンド2世]]の長男。

1853年、母王マリア2世の死去を受けて王位に即いた。ペドロ5世は父フェルナンド2世の後見のもと極めて熱心にポルトガルの[[インフラストラクチャー]]の近代化に取り組み、[[道路]]・[[電信]]・[[鉄道]]の整備や[[公衆衛生]]の改善を行なっに務めた。しかし彼ペドロ5世自身はこの恩恵に与ることはできなかった。ペドロ5世は[[コレラ]]に罹り、1861年に四弟のフェルナンドとともに1861年にわずか24歳で死去した。王妃の[[シュテファニー・フォン・ホーエンツォレルン＝ジグマリンゲン|エステファニア]]（[[ホーエンツォレルン＝ジグマリンゲン侯国|ホーエンツォレルン＝ジグマリンゲン]]侯[[カール・アントン (ホーエンツォレルン＝ジグマリンゲン侯)|カール・アントン]]の娘）との間に子供はおらず、王位は次弟の[[ルイス1世 (ポルトガル王)|ルイス1世]]が嗣いだ。