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Enyokoyama (会話 | 投稿記録)
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==量子重力の理論==
量子重力理論の研究はまだ不確かであるため、背景独立性の正しい導入については多くの論争がある。最終的には、実験によって答えが決定されるべきであるが、実験により量子重力現象を検出できるまで、物理学者は議論で解決していかねばならない.下記は、2つの大きな量子重力理論のアプローチの簡単なまとめである.
 
物理学者は 3次元の量子重力のモデルを研究してきていて、4次元量子重力よりも非常に簡単である(この理由は、3次元では量子重力は局所的な自由度を持たないからである)。これらのモデルでは、2つの異なるトポロジーの間のゼロではない遷移振幅が存在する<ref>[http://arxiv.org/pdf/hep-th/9112072v1.pdf]</ref>、言い換えると、トポロジーチェンジである.このことを物理学者は、整合性をもつ重力の量子理論は、力学的な過程としてトポロジーチェンジを含むべきであると信じている。
 
===弦理論===
普通、[[弦理論]]は、固定した背景の下で[[摂動#摂動論|摂動論]]として定式化される。この方法により定義される理論が、背景不変であることが可能である場合、もし可能であったとしても、明確ではない.明確に背景独立な形で弦理論を定式化しようとするひとつの試みが、{{仮リンク|弦の場の理論|en|string field theory}}であるが、これを理解しようとする中で、いくらかの進展がある.