「平和条約」の版間の差分
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現代において、扱いにくい紛争状態を解決する際には、まず一時的な[[停戦]]が行われ、両方の勢力がいくつもの個別の段階を踏んでゆく[[和平プロセス]](和平交渉)によって双方による交渉が行われ、その中で暫定的な[[休戦協定]]締結によって戦争が中断し、最終的に互いに望ましいゴールへとたどり着き、平和条約が締結される。ただし平和条約を締結することが困難である場合には、別途戦争状態の終結が表明されることもある。[[日ソ共同宣言]]や東西ドイツと連合国の戦争状態終結などはその例である。
平和条約は[[内戦]]において[[分離主義]]運動側が敗北した場合には締結されない(条約締結という行為は、紛争当事者の双方が互いを国家と認めることになるからである)。アメリカ[[南北戦争]]の終わりのように、普通は負けた側の軍隊が降伏し政府が崩壊してなし崩し的に終結する。これとは対照的に、分離
== 国連の役割 ==
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