「ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ」の版間の差分
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{{コンピュータゲーム
|Title = ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ
|Genre = [[育成シミュレーションゲーム]]<ref name="Genre">なお、スタッフは育成シミュレーションゲームではなく'''コミュニケーションアドベンチャー'''と明言している。[http://www.jp.square-enix.com/archive/wonder_pj_j/ 公式サイト]を参照。</ref>
|Plat = [[スーパーファミコン]]
|Dev = [[ギブロ|アルマニック]](ゲームプラン21)
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|Price = {{Flagicon|JPN}}11,800円(税別)
|Sale = 10万本
|etc = [[スーパーファミコンマウス]]対応。
}}
『'''ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ'''』(ワンダープロジェクトジェイ きかいのしょうねんピーノ)は、[[1994年]][[12月9日]]、[[エニックス]](現[[スクウェア・エニックス]])から発売された[[スーパーファミコン]]用[[育成シミュレーションゲーム]]<ref
2年後に続編の『[[ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット]]』が発表された。本作と併せて「ワンダープロジェクトJシリーズ」と呼ばれている。
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画面構成は[[サイドビュー]]を採用しており、プレイヤーはボタン入力でゲームを進めるのではなく、カーソルを動かし、画面中にあるオブジェクトに触る事でゲームを進行させる操作感を持つ。あるイベントではピーノ対COMでの戦闘が用意されており、ピーノの体力、または自信が尽きれば負け。逆に相手の体力を0にすれば勝ちである。なお戦闘は、全て自動で進行する。
エンディング後には自動的に「育成評価システム」が追加された2周目が始まる。内容や難易度等は1周目と全く同じだが、短い日数でイベントを進めることが目的となり、規定日数以下で全てのシナリオをクリアすることで、1周目のエンディングとは異なる、真のエンディングを見ることができる。なお、『J2』で語られる本作のストーリーは真のエンディングのものである。
{{ネタバレ}}▼
== ストーリー ==
その昔、50年前の戦争で荒廃したコルロ島を復活させるために、人間に代わる労働力として『ギジン』が作られた。ギジンと人間が手を取り合って復興することにより、見事コルロ島は緑を取り戻したのである。しかし、人間は自分達よりも高い能力を持つギジン達を疎ましく思い、やがて迫害するようになる。
ギジンの生みの親「ジェペット博士」はそんな状況を解消するため、人間とギジンとの橋渡しのために人間そっくりのギジンを創り上げた。それが『機械の少年ピーノ』である。しかし、ジェペット博士はピーノ完成直後、無実の罪で城へ連れて行かれてしまう。
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ジェペット博士に作り出されたインターフェイスロボ・ティンカーは、ジェペット博士を救い出すために、プレイヤーと共に謎の『回路J』を起動させることとなる。
そしてピーノは様々な人々との出会いで心を培い、『回路J』を起動させることに成功したが、コルロ島を戦艦の砲撃から守るためにJの力を使ってしまい、倒れてしまう。
▲{{ネタバレ}}
ジェペット博士の手によりピーノは修復された。今までの記憶と能力は失っていると思われていたが、プレイヤー達のことは覚えていたようだ。そこに王様からの手紙が届き、これからは人間とギジンが平和に暮らしていける国を作っていくことを約束すると書かれていた。
ジェペット博士の手によりピーノは修復された。今までの記憶と能力は失っていると思われていたが、プレイヤー達のことは覚えていたようだ。そこに王女様からピーノへプロポーズの手紙が届いた。博士は24日掛けてピーノを元通りにまで育成し、コルロ島にギジンの王子様が誕生した。
ピーノは島のために命を投げ打ってしまい、島中のギジンや人間が悲しんだ。それから5年後、王女は他国から呼ばれた王子と結婚し、男児を生んだ。男児の姿はピーノそっくりだった。
== 登場人物 ==
;ピーノ
:[[声優|声]] - [[日高のり子]]
:人間のような姿をしたギジンで、正式名称は、'''ギジン4649
:自分が普通の人間とは違う機械人間である事に不信感を抱き、作中でも「ぼく…人間じゃないんだよね」などと述べることがあるが、1周目のエンディングでは人間になれたとしてもそれを望まず、機械人間である事に誇りを持つようになる。また『J2』の主人公ジョゼットとは違い防水皮膚は施されていない。
;ティンカー
:ピーノに直接命令するインターフェイスロボ。プレイヤーはこのティンカーを操作する。どこからともなくハンマーを取り出しピーノを殴ったりすることも出来る。正式名称は、'''ギジン4648
;ジェペット・ラマルク
:ギジンを創り出した。ティンカーやピーノからは『博士』と呼ばれている。
;46号
:ピーノの良き友人にして相談役。息子がいる。正式名称はギジン4600
;ファム・ウィザード
:野菜と動物をこよなく愛する老人。野菜が好きな少年も好き。本作では明かされなかったが、正体は竜人族の生き残りだったと言う事実が『J2』で明かされる。
;ミミ・アンジェライト
:ギジン専用の店をきり持つ女性。「ミミさん」と呼ばれ親しまれている。店ステージではミミさんが歌を歌ったりしてギジン達を楽しませている。ギジンを唸らせる高い歌唱力を持つ。
;メッサラ
:コルロ国の宰相にしてコルロ国王の側近。ジェペットを兵士にさらわせた張本人。ある秘密を持っている。
;アッド・
:冒険家。ガメチーに多額の借金があり、返済と名声の為にピーノと共に宝探しの旅に出ることとなる。
;ガメチー・ポート
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* [http://www.mori-game.com/index.htm スタジオ・森のげえむ屋さん] - 製作者の1人である[[平野文鳥]]([[米田喬]])のサイト
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