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{{Otheruses|[[ギリシア神話]]における「ネオプトレモス」|他の用法}}
 
[[ImageFile:Amphora death Priam Louvre F222.jpg|200px|right300px|thumb|[[プリアモス]]を殺めるネオプトレモス。[[ルーヴル美術館]]所蔵]]
'''ネオプトレモス'''(Neoptolemos、{{lang-elgrc-short|'''Νεοπτόλεμος''', ''Neoptolemos''}}、{{lang-en-shortla|Neoptolemus}})は、[[ギリシア神話]]の人物である。[[ホメーロス]]の『[[イーリアス]]』の主人公である[[アキレウス]]と[[スキューロス島]]の王[[リュコメーデース]]の娘[[デーイダメイア]]の息子。
 
[[トロイア戦争]]においてアキレウスの死後、[[神託]]によって[[ギリシア]]軍に招かれ、半ば戦場のシンボルとして参戦した。[[イリオス|トロイア]]が陥落すると、[[プリアモス]]王を殺害し、[[ヘクトール]]と妃[[アンドロマケー]]の遺児、[[アステュアナクス]]を城壁の外に投げ捨て、アンドロマケーを戦利品(実際は妻、妾のような立場)として手に入れた。その後、[[ヘレネー]]と[[メネラーオス]]の娘[[ヘルミオネー]]を妻として迎えたが、ヘルミオネーが[[アガメムノーン]]の息子[[オレステース]]の幼少時代の恋人だったことから、オレステースの恨みを買い決闘を申し込まれる。決闘の場でネオプトレモスはオレステースの刃に倒れ、ヘルミオネーはオレステースに奪われ彼の妻となった。