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Raimei BT (会話 | 投稿記録)
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このページは、[[イナズマイレブンの登場人物]]の容量削減の目的で制作している、[[イナズマイレブンGO]]に登場する主要人物をまとめたサンドボックスである。
 
== 松風天馬 ==
「'''松風天馬'''」とは、[[テレビ東京]]系列テレビアニメ「[[イナズマイレブンGO]]」の[[イナズマイレブンの登場人物|登場人物]]。同作品の主人公である。
 
=== 概要 ===
CV - [[寺崎裕香]]
 
[[雷門イレブン|雷門中サッカー部]]の1年生で、サッカー部の[[キャプテン]]を務めている。ポジションは[[ミッドフィールダー|MF]](海王学園戦、白恋中戦では一時GK)。背番号は8番(黒の騎士団戦、GKの際は18番)。ゲームでは風属性。
 
風のなびきを連想させる[[ペーガソス|ペガサス]]の羽のような、両側がコロネ型に渦巻いた栗色の髪型が特徴。常に清純な心を持ち、天真爛漫で前向きな性格で、日常では怒る姿をほとんど見せない。「なんとかなるさ!」が口癖であり、「サッカーが泣いている」「サッカーが喜ぶ」といった言葉もたまに口にする。
 
両親は仕事の都合で単身赴任中であり、親戚に当たる前作のマネージャー・[[木野秋]]の管理するアパート「木枯らし荘」で彼女に家事などの生活の面倒を見てもらいながら、1人で暮らしている。
 
「時空最強イレブン」の1人で、「10の力」を持つ。<br/>「10の力」絶対的な勇気と揺るぎない実行力で、大地をも味方にする'''キングオブミッドフィルダー'''
 
==== 必殺技 ====
* そよかぜステップ
* 〈真〉マッハウィンド
* スパイラルドロー
* ファイアトルネードDD(ダブルドライブ)
** [[剣城京介|剣城]]と天馬の合体技
* エボリューション
** 天馬と剣城と[[神童拓人|神童]]の合体技
* ワンダートラップ
* アグレッシブビート〈改〉
* エクストリームラビット
** [[フェイ・ルーン|フェイ]]と天馬の合体技
* 風穴ドライブ
* ゴッドウィンド
* ゴッドハンドW
* ファイアトルネードTC(トリプルクラッシャー)
** 剣城と天馬と[[菜花黄名子|黄名子]]の合体技
 
==== 化身 ====
* 魔神ペガサス
: CV - [[佐藤健輔]]
: 赤い翼を生やし、光輪をまとった魔神のような容姿。雄叫びをあげて登場する。
: 化身必殺技は「ペガサスブレイク」。
* 魔神ペガサスアーク
: 魔神ペガサスの進化体。赤い髪が伸び、腰が青色に、その他身体の大部分が白っぽい色に変色している。アームド可能([[劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W|イナダン]]ではアームド時に赤い色をしている)。
: 化身必殺技は「ジャスティスウィング」。
* 魔帝グリフォン
: 天馬の化身「魔神ペガサスアーク」、剣城の化身「剣聖ランスロット」、神童の化身「奏者マエストロ」が合体した化身。魔神ペガサスアークと比較すると、青いたてがみや黄金の翼を生やしており、黒いマントを被った[[グリフォン]]のような容姿になる。
: 化身必殺技は「ソード・オブ・ファイア」。
 
==== ミキシマックス ====
* 天馬×シュウ
: 髪型は変化せず、シュウの赤と白を混ぜて結い上げた前髪を持つ。眉毛と髪の色はシュウより少し薄い色となっている。自らの化身アームドを成功させるための手段だったため、ミキシ必殺技はなく、ミキシトランスもできない。
* 天馬×アーサー
: 時空最強イレブン「10の力」の姿。アーサー王を意識した白っぽい色の髪と眉毛を持ち、後ろ髪を伸ばしている。
: ミキシ必殺技は「王の剣」<!--、「最強イレブン波動」-->。
 
=== ストーリー ===
沖縄で暮らしていた3歳のとき、木材に挟まれた子犬の頃のサスケを助けようとして木材が倒れ掛かってきた際、[[豪炎寺修也|豪炎寺]]にサッカーボールで助けられたことがきっかけでサッカーが大好きになる。現在も大切にしているそのボールにイナズママークが描かれていたことから雷門中学校に憧れ、雷門サッカー部に入部した。初めはドリブルだけが天下一品で、練習相手がいなかったためにそれ以外は全く上達しなかったのだが、その後、久遠や[[円堂守|円堂]]から大きな才能を秘めていると見られ、入部後は練習相手を得たことや先輩達からの助言もあってぐんぐん上達していく。
 
小学生時代の時、学校にサッカー部が無かったことから、稲妻KFCに入団しようとしていたが、周囲から素人と見られた挙句、当時隣のクラスだった[[空野葵|葵]]を助けるために入団テストを放棄したため、稲妻KFCへの入団はできなかった。しかし、落ち込むことなく前向きにサッカーの練習をすることを誓っていた。
 
==== ホーリーロード編 ====
雷門中の入学式前に剣城がセカンドチームを襲った所を目撃し、彼とドリブル勝負をして勝利する。黒の騎士団戦では久遠の独断によって入部前ながら選手として途中出場し、その後、入学式で意気投合した[[西園信助|信助]]と共に入部テストで合格し、正式に部員となった。しかし、「フィフスセクター」によって試合内容が管理されていることを知らずにいたため、初めは先輩たちから反感を持たれていたが、栄都学園戦でその事実を知り、自由なサッカーをするためにフィフスセクターへの反抗を決意、やがてその真っ直ぐな姿に周囲も徐々に心を動かされていくようになる。
 
海王学園戦前、入学式の日の剣城とのドリブル勝負の際にも現れた自身のオーラを喚起、その高い潜在能力を引き出すために剣城と特訓をし、その甲斐もあって海王学園戦では新必殺技「スパイラルドロー」を成功させる。後半にて、キーパー経験の無い自分をGKに起用させるという円堂の大胆な作戦に乗ることとなり、背番号18番を着用してGKのポジションにつき、剣城の叱咤によって遂に「化身」を生み出し、ゴールを守った。
 
しかし、自分たちが起こした革命の風は周りの心を動かした反面、他の中学を廃校にさせたことを知り、一人思い悩んでしまい<ref>これが初めてではなく、彼の悩む姿はしばしばある。</ref>、その後も自分の命の恩人がイシドシュウジと知ってますます思い悩んでしまう。しかし、神童とサスケの説得により、イシドに自由なサッカーの真意を伝える決意をする。
 
新雲学園戦後、調査から戻ってきた円堂と倒れた神童からの推薦で、キャプテンとなり、決勝戦ではチームと優勝を誓い合い、聖堂山中、ドラゴンリンクと対戦する。後半戦では、一時自らの戦術のせいでチームがボロボロ状態になったのを目にし、ドラゴンリンクの力に怯えたように戦意喪失してしまうが、神童の励ましで立ち直り、最後は剣城と特訓した「ファイアトルネードDD」で点を取り、見事雷門イレブンを優勝に導いた。
 
==== クロノ・ストーン ====
未来での意思決定機関「エルドラド」による “サッカーを歴史から消滅させる計画” を止めるため、フェイと共にチーム「テンマーズ」を結成し、フェイからの指名によって再びキャプテンを務める。「プロトコル・オメガ」の介入により一度は全員がサッカーから遠ざかってしまった歴史を正すため、今から11年前の雷門中へタイムジャンプしてプロトコル・オメガと試合し、化身アームドを身につけ、その後は勝利して雷門イレブンを復活させることに成功する。
 
しかし、次なる「プロトコル・オメガ2.0」との1度目の試合において、化身アームドが出来なくなってしまい<ref>これは、以前の化身アームドが一時的な共鳴現象によるもので、パラレルワールドが一つに収まった後は使えなくなってしまったというもの。その後に彼らは本物の化身アームドを身につけることとなる。</ref>、更にベータのマインドコントロールにより化身使いを残して雷門イレブンは再度バラバラになり、雷門イレブンとサッカーを取り戻すため、奔走することとなった。
 
その後、豪炎寺から「セカンドステージ・チルドレン」の候補だったことが明かされ、化身アームドを本当の実力として身につけるため、仲間たちとゴッドエデンでの特訓に挑む。そこでシュウと再会し、コツをつかみ、なんとか本物の化身アームドを完成させたが、サッカー棟が野球部になると知り、彼らは時空最強イレブンを探す旅に出る。
 
===== 幻想世界編 =====
神童や[[雨宮太陽|太陽]]とは違って指示・アドバイスがきちんと出せていない自分がキャプテンであることに不安感を募らせ、「キャプテンの役割」が何なのかを忘れていた。その後、タイムジャンプ先において “主人公・見習い騎士” となり、シーナの家よりワンダバと共にアーサー王城を目指し、途中で合流したフェイと城に着き、「円卓の騎士」への入団テストを受けることとなる。しかし、王が入団テストのために呼び出した騎士団は、神童たち雷門メンバーであり、彼らと入団を賭けてサッカーで勝負することとなるが、引き分けのまま試合が終了される。その後、王によって自分たちの入団は認められた。
 
その後、浚われた黄名子を救うため、一行は “円卓の雷門騎士団” として「妖精の湖」→「嘆きの洞窟」へと向かう。[[山菜茜|茜]]の魔力故に必要ない試練をぶつけられるも何とか乗り越え、洞窟までの険しい道のりを進んだが、神童や太陽の事で再び悩み出し、葵に励ましを掛けられるが、完全には立ち直れずにいた。最深部にて王は黄名子を救い、パーフェクト・カスケイドとの3度目の試合をすることとなる。物語の存在が無くなることで自分たちが元の世界に帰還不能となってしまうという「絶対に負けられない試合」だと知り、誰が見てもキャプテンと見紛う神童の迅速で的確な指示を思い出し、ホーリーロード決勝戦前の時のように「キャプテンは神童先輩が良い」と嘆いた。その後も自分がキャプテンであることを悩み続け、倉間やアーサー王の叱咤の意味も理解できずにいたが、みんなからの激励によって「キャプテンの本来の役割」を知ることができ、そのお陰で遂にミキシマックスを果たし(時空最強イレブン「10の力」)、パーフェクト・カスケイドに初勝利した。
 
===== ラグナロク編 =====
エルドラドの真の目的と強大な敵の存在を知り、ルートエージェントのメンバーと共に戦う。自分は「エルドラドチーム03」のキャプテンに任命されるが、レイザたちの態度は自身の頭を悩ませる。ラグナロク3回戦前、その時点での最終決戦としての試合を前に、フェイが裏切ってチームを離脱したことを苦悩。ワンダバと黄名子と共に「キャプテンなら出来る」と誓ったが、対戦相手のチーム・ガルにはフェイの姿が在った。今までのフェイとは違って凶暴であり危険なプレーを強いられるが、彼の心を動かそうと今までの冒険を語り尽くし、本気のプレーを試み、彼の内心を複雑なものにした。その後、SARUの命令を受けたフェイより念動波<ref>相手の脳にプレッシャーを与える、SSCの特殊能力の一つ。</ref>を受けて一旦はピンチに陥るが、アスレイ(支援者X)の介入によって救われ、試合を2-2の引き分けで終えた。
 
== 剣城京介 ==
「'''剣城京介'''」とは、[[テレビ東京]]系列テレビアニメ「[[イナズマイレブンGO]]」の[[イナズマイレブンの登場人物|登場人物]]である。
 
=== 概要 ===
CV - [[大原崇]]
 
[[雷門イレブン|雷門中サッカー部]]の1年生。ポジションは[[フォワード (サッカー)|FW]](雷門中サッカー部のエースストライカー)。背番号は10番。ゲームでは火属性。
 
藍色の髪で、後ろ髪を少し縛って揉み上げの両サイドをカールさせた髪型、黄土色の吊り目、白っぽい肌が特徴。紫色の学ランの下に赤いTシャツを着用し、[[変形学生服|ボンタン]]にチェーンを巻いている。気性の荒い面が多く<ref>白竜曰く「他者との馴れ合いを嫌う一匹狼」。</ref>、監視役(後述)として入部したときから他の部員にタメ口で接していたが、実は兄想いな性格(後述)。長らく[[松風天馬|天馬]]のことを苗字(松風)で呼んでいたが、ホーリーロード決勝戦から名前で呼ぶようになった。
 
伝説の雷門イレブンのエースストライカーであった[[豪炎寺修也|豪炎寺]]に憧れており、篤く尊敬している様子。フィフスセクターの聖帝・イシドシュウジの正体も豪炎寺であったため、実質深い関わりを持っている。
 
時空最強イレブンの1人で、「6の力」を持つ。<br/>「6の力」稲妻のように素早く斬り込む速さ、'''電光石火のスピードストライカー'''
 
==== 必殺技 ====
* デスソード
* デスドロップ〈G3〉
* ファイアトルネードDD(ダブルドライブ)
** 剣城と天馬の合体技
* デビルバースト
* ジョーカーレインズ
** 剣城と[[神童拓人|神童]]の合体技
* エボリューション
** 天馬と剣城と神童の合体技
* グレートブラスター
** 剣城と白竜の合体技
* ファイアトルネードTC(トリプルクラッシャー)
** 剣城と天馬と[[菜花黄名子|黄名子]]の合体技
 
==== 化身 ====
* 剣聖ランスロット
: 全身甲冑に赤いマントを羽織った騎士のような容姿。アームド可能。
: 化身必殺技は「ロストエンジェル」。
* 魔帝グリフォン
: 天馬の化身「魔神ペガサスアーク」、剣城の化身「剣聖ランスロット」、神童の化身「奏者マエストロ」が合体した化身。魔神ペガサスアークと比較すると、青いたてがみや黄金の翼を生やしており、黒いマントを被った[[グリフォン]]のような容姿になる。
: 化身必殺技は「ソード・オブ・ファイア」。
 
==== ミキシマックス ====
* 剣城×沖田
: 時空最強イレブン「6の力」の姿。沖田を意識して後ろ髪を垂れ下げ、髪の色と眉毛が紫色に、肌が茶色に染まっている。瞳の吊り目が緩くなり、紫色が入っている。
: ミキシ必殺技は「菊一文字」。
 
=== ストーリー ===
6年前、兄・剣城優一とサッカーをして木に引っかかったボールを取ろうとした時、誤って転落。兄は身を乗り出した形で自らを庇うが、その衝撃故に兄は負傷してしまい、兄はそれ以来下半身不随となる。自らはそのことに責任を感じ、兄にもう一度サッカーをさせたいという想いから「ホーリーロードを成功させる代わりに兄の手術料を貰う」という契約を聖帝と交え、「フィフスセクター」に就いた。しかし、当時は兄にそのことを隠して慕っており、彼には柔らかい表情と優しさを見せていた。
 
==== ホーリーロード編 ====
雷門中に精鋭選手(シード)として送られ、入学式前にサッカー部を破壊しようとセカンドチームを襲撃し、旧サッカー部室のネームプレートにボールをぶつけて真っ二つにするなど、非情な行動を繰り返し、入学式後にフィフスセクターからの指示で現存メンバーでの存続が決まったサッカー部に監視役として入部する。
 
万能坂中戦前、[[円堂守|円堂]]に自分を先発出場させるよう頼み、雷門イレブンの勝利を阻止しようと試合開始直後に自らオウンゴールを決めるが、万能坂中の選手生命を潰すことも躊躇わない悪意のあるラフプレーや、磯崎の「一生サッカーができない体になればいい」という発言に兄のことを思い浮かべて激昂し、同点ゴールを決めた。しかし、試合後に逆らったことで黒木に呼び出され、「雷門を敗北にしなければ優一の手術費を撤回する」と忠告される。その後、帝国学園戦に顔を出していなかったことを兄に叱責され、サッカーに本気で向き合う決意をし、フィフスセクターから完全に離反した。
 
イシドがひったくりを倒した際、その技のスタイルから、彼が自分と兄の憧れである[[豪炎寺修也|豪炎寺]]だということに感づく。数日後、兄の見舞いに行った後に夕香に呼び出され、豪炎寺から「ファイアトルネードDD」の特訓を受け、天馬と共に練習していた。ホーリーロード決勝戦前夜、兄が支援金によって手術を受け、足が治ることを医師より告げられて心から安堵し、優勝を誓う。決勝戦では豪炎寺から教わったファイアトルネードDDを完成させ、結果雷門を優勝へと導いた。
 
==== クロノ・ストーン ====
インタラプトの改変によって、優一の事故がなかった代わりに、どちらか片方しか行けないサッカー留学へ兄を送り出すためにサッカーそのものをやめていた。そのため、天馬たちは彼とプレーしたことを覚えているが、自分は全く覚えておらず、サッカー部に所属していたこともなかったことになっていた。その後、インタラプトの修復によってサッカー部所属状態に戻ったが、当然サッカーをやめていた頃の記憶は残っていないために離脱の自覚はない。しかし、インタラプト修復前の兄が自分にサッカーを取り戻させるために天馬たちと一緒に戦ったことは聞かされたらしく、兄の想いに応えるためにも本来の歴史を取り戻すことを改めて決意し、2回目のプロトコルオメガ2.0戦で化身アームドを身につけることに成功した。
 
===== 幕末編 =====
沖田総司の説明を受けた[[山菜茜|茜]]が「剣の使い手」「京の町」と名前へこじつけたことから、時空最強イレブン「6の力」の担い手として幕末の京都にタイムジャンプする。沖田総司を探しに新選組屯所などを訪れ、彼と出会ったが、彼が坂本を討とうとしている所に気付き、天馬たちの前に駆けつけた。沖田と坂本のサッカーバトル後に、沖田の余命があとわずかだと知らされる<ref>その時、沖田の顔が自身の兄・優一の姿に見える。その後の二条城での試合でも、同じような現象が起きた。</ref>。その後はザナーク・ドメインと「[[二条城]]」で[[大政奉還]]をかけた試合をすることとなり、沖田の力を手にするために懸命に戦い、敵チームの沖田に「幕府を守ることが日本を守ることにはならない」と真実を告げたものの、その時点では彼はそのことを受け入れなかったが、必死に仲間を守りたいという自身の言葉やプレーで彼が考えを改めたため、遂に時空最強イレブン「6の力」を手にしてザナーク・ドメインに勝利した。
 
===== ラグナロク編 =====
自分は「エルドラドチーム01」のキャプテンに任命されるが、キャプテン経験の無い自らをキャプテンに任命した[[鬼道有人|鬼道]]たちの思惑は自身の頭を悩ませたまま、ラグナロク1回戦のチーム・ザンと試合をする。しかし、ザンの能力は自身のミキシトランスシュートを片手で簡単に止めるほど此方を上回っているうえ、相手のラフプレーによって足を負傷することとなるが、黄名子や[[フェイ・ルーン|フェイ]]の心配を押し切って自らはまだ戦うと言い切った。その後、フェイのオウンゴールを含める相手の得点の上を目指すことは困難だと見た鬼道が自らに「次の試合を控える者に勝利の希望を残せ」と指示したことにより、チーム全員で攻撃を仕掛け、化身アームドを成功させた黄名子のシュートで1点を決めたものの、最終的に敗北した。
 
== 神童拓人 ==
「'''神童拓人'''」とは、[[テレビ東京]]系列テレビアニメ「[[イナズマイレブンGO]]」の[[イナズマイレブンの登場人物|登場人物]]である。
 
=== 概要 ===
CV - [[斎賀みつき]]
 
[[雷門イレブン|雷門中サッカー部]]の2年生<ref>新雲学園戦までは彼がサッカー部の[[キャプテン]]を務めていた。</ref>。ポジションは[[ミッドフィールダー|MF]]。背番号は9番。ゲームでは林属性。
 
ウェーブのかかったグレーのセミロングヘアが特徴。クールを装っているが、実は泣き虫で情深く、責任感の強い性格。神童財閥の[[御曹司]]として知られており、「神のタクト」の異名を持つ天才ゲームメーカーである。[[霧野蘭丸|霧野]]とは小学生時代からの親友であり、彼と自分の家で語り合う様子も見られた。
 
試合では主にサッカー部の[[司令塔 (スポーツ)|司令塔]]として活躍することが多く、無印時代での[[鬼道有人|鬼道]]のような存在。「神のタクト」を始め、様々な必殺タクティクスを操り、的確で迅速な指示を出す部分については、[[松風天馬|天馬]]を含め、部員全員の焦点となっている。
 
時空最強イレブンの1人で、「1の力」を持つ。<br/>「1の力」人を見抜き、大局を見抜く、静と動を合わせ持つ'''真実のゲームメイカー'''
 
==== 必殺技 ====
* フォルテシモ
* プレストターン
* オリンポスハーモニー
* ジョーカーレインズ
** [[剣城京介|剣城]]と神童の合体技
* エボリューション
** 天馬と剣城と神童の合体技
 
==== 化身 ====
* 奏者マエストロ
: 水色の長髪で腕を4本有し、タクトを持った指揮者のような容姿。アームド可能。
: 化身必殺技は「ハーモニクス」。
* 魔帝グリフォン
: 天馬の化身「魔神ペガサスアーク」、剣城の化身「剣聖ランスロット」、神童の化身「奏者マエストロ」が合体した化身。魔神ペガサスアークと比較すると、青いたてがみや黄金の翼を生やしており、黒いマントを被った[[グリフォン]]のような容姿になる。
: 化身必殺技は「ソード・オブ・ファイア」。
 
==== ミキシマックス ====
* 神童×信長
: 時空最強イレブン「1の力」の姿。髪及び眉毛が茶色くなり、髪型を若干跳ね上がらせ、信長にもついていた[[茶筅髷]]をつけている。
: ミキシ必殺技は「刹那ブースト」。
 
=== ストーリー ===
==== ホーリーロード編 ====
天馬たちの入学式前、剣城がセカンドチームを襲った後に雷門イレブンを率いて現れ、黒の騎士団と戦う。圧倒的な実力差で大量失点を許してしまうが、キャプテンとして皆を守ろうと思う心から「化身」を生み出し、結果的にチーム解散の危機を救う。天馬が入部した当初は、現状を知らずに純粋なサッカーへの思いをぶつけてくる彼に苛立ち、対立することもあった。
 
栄都学園戦では初めは「フィフスセクター」の指示に従っていたが、天馬に何度もボールで呼びかけられ、指示を破って点を取る。その後は指示を破ったことを後悔したうえ、[[円堂守|円堂]]もいずれフィフスセクターに屈してしまうのではないかという不安から退部届まで提出するが、天馬と信助の懸命な姿や円堂の助言に心を打たれ、退部を撤回した。
 
天河原中戦で今のサッカーと向き合い、フィフスセクターに反抗することを決意、同時に天馬を受け入れ、信頼するようになる。また、この試合で三国からの励ましもあり、「化身」を自在にコントロールできるようになったため、以後はキャプテン兼ゲームメーカーとして、数々の試合を勝利へと導く要の一人となる。
 
しかし、新雲学園戦にて[[雨宮太陽|太陽]]へ特攻して弾かれた際に負傷し、試合の直後に昏倒、命に別状は無かったものの、同時に右足の方に全治1ヶ月(ゲームでは3ヶ月)の怪我を負い入院し、チームから一時離脱することになり、新キャプテンを天馬に託す。その後の決勝戦では会場まで応援に駆けつけ、ドラゴンリンクの力に怯えた天馬や他の仲間たちを励まし、アニメ最終回では無事退院した姿が見られた。
 
==== クロノ・ストーン ====
「エルドラド」によってインタラプトが改変され、雷門中サッカー部イレブンたちがサッカーをしない世界になってしまった影響で、一時音楽部に所属していた<ref>他のメンバーも、初めはサッカー部に所属していない状態にあり、三国は相撲部、車田はラグビー部、[[西園信助|信助]]は卓球部、[[空野葵|葵]]は書道部であった。</ref>。円堂が中学生だった頃の時代でテンマーズとプロトコル・オメガが対戦し、テンマーズが勝利したことでインタラプトがある程度復旧し、彼がサッカーをする世界になったが、未だ完全では無い世界を元通りにするため、天馬たちと共に戦う。
 
===== 戦国編 =====
時空最強イレブン「1の力」の担い手として、尾張の国へタイムジャンプする。信長のオーラを受け入れられるよう、自分の「器」を大きくするために、夜も特訓を頑張り、お勝とも親しくなる。その後、踊り子大作戦に失敗した後、信長から「俺は天下をとれるか」と訊かれ、自分は「とれない」と答えたことで信長に興味を持たれる。その後のプロトコル・オメガ2.0との試合「蹴鞠戦(けまりいくさ)」では、化身アームドが出来ずにいる自分を信長に叱責され、「静と動」の使い分けが大切だと教えられ、遂に化身アームドと時空最強イレブン「1の力」を手に入れて2.0に勝利、それからは未来からの刺客とも互角に戦えるようになった。
 
===== 幻想世界編 =====
“円卓の雷門騎士団のリーダー” としてテンマーズと試合をし、引き分けとなるが、その後、天馬たちの入団は認められることとなる。嘆きの洞窟へ向かう際は前キャプテンらしく騎士団をまとめるが、その行動が天馬の心を傷付けてしまう。パーフェクト・カスケイド戦前、天馬にキャプテンの返還を強く要求されるが、彼をキャプテンからは外さなかった。自身は天馬の精神的ライバル、彼が越えるべき要塞という立場の存在であったが、自らの声掛けが天馬の心を揺さぶり、結果的に彼のミキシマックスの成功へと繋がった。
 
===== ラグナロク編 =====
自分は「エルドラドチーム02」のキャプテンに任命されるが、ガンマたちの態度は自身の頭を悩ませる。ギル戦でもプロトコル・オメガのメンバーのふざけ様を止められず、ザナークの自己中心的プレーにも手が出せずにいたが、サカマキが分析したオメガ元キャプテンのデータにより、アルファ、ベータ、ガンマを「神のタクトFI」で導き<ref>サカマキによるデータ。ボール保持率・走力の順に記載。アルファ→38と48、ベータ→30と52、ガンマ→45と50。ガンマはキープ力、ベータはスピード、アルファはその両方がそれぞれ強く、この違いを活用して「神のタクトFI」を操った。</ref>、連携を完璧にして上手くチームをまとめることに成功した。その後は自身も点を取り、最終的にはザナークが点を入れたことで勝利した。
 
== フェイ・ルーン ==
「'''フェイ・ルーン'''」とは、[[テレビ東京]]系列テレビアニメ「[[イナズマイレブンGO]]」の[[イナズマイレブンの登場人物|登場人物]]である。
 
=== 概要 ===
CV - [[木村亜希子]]
 
チーム雷門(テンマーズ)の選手で、ポジションは[[フォワード (サッカー)|FW]]/[[ミッドフィールダー|MF]]。背番号は11番(ガル加入時は9番)。ゲームでは林属性。
 
鳥の翼のようなエメラルドグリーン色の髪型、白っぽい肌が特徴。未来での最高意思決定機関「[[イナズマイレブンGO#2期(クロノ・ストーン編)関連の用語|エルドラド]]」の陰謀を阻止するため、200年後の未来からやって来た少年である(後述)。陽気でマイペースな性格は[[松風天馬|天馬]]とさほど変わりはない。また、初登場の時点から彼のことを知っていた人物でもある。
 
「パラレルワールド」「インタラプト」といった、歴史改変に関係する事柄について詳しく、行動はクマのぬいぐるみ型[[アンドロイド]]で自らのお目付役、クラーク・ワンダバット(通称「ワンダバ」)と共にする。また、歴史改変に異議を唱える未来の大科学者、クロスワード・アルノ博士とも知り合い。
 
時空最強イレブンの1人で、「8の力」を持つ。<br/>「8の力」太古の力を宿し、その牙の力は海を割る。'''ダイナミックミッドフィルダー'''
 
==== 必殺技 ====
* バウンサーラビット
* エクストリームラビット
** フェイと天馬の合体技
 
==== 化身 ====
* 光速闘士ロビン
: 長い白・桃色の耳を有する、白兎のような容姿。アームド可能。
 
==== デュプリ ====
チームメイトが不足している際、自ら呼び出して共に試合をする人型の物体。厳密には化身の一種とされている。
 
; マッチョス
: CV - [[泰勇気]]
: ポジションはGK。背番号1番。巨躯で、色鉛筆のような円錐台の髪型が特徴。筋肉を武器にして戦うフェイのデュプリ。鍛え抜かれた胸筋で全てを受け止める。
: 必殺技は「エクセレントブレスト〈改〉」。
; スマイル
: CV - [[折笠富美子]]
: 女の子で、ポジションはDF。背番号2番。黄色いバンダナと二つ結びが特徴で、いつも舌を出している。常に笑顔を絶やさないフェイのデュプリ。明るく前向きなチームのムードメーカー。
; ストロウ
: CV - [[奈良徹]]
: ポジションはDF。背番号3番。すらっとした長身で、白いバンダナと左耳の後ろから口に向けて続いているストローが特徴。ストローを吸い続けるフェイのデュプリ。彼が何を吸っているのかは誰も知らない。
: 必殺技は「フラクタルハウス〈V2〉」(ウォーリー、デブーン)。
; ウォーリー
: CV - [[岩崎了]]
: ポジションはDF。背番号4番。四角い黒縁眼鏡を掛けた巨漢。壁のように進路を塞ぐフェイのデュプリ。じっと何かを見つめていることが多い。
: 必殺技は「フラクタルハウス〈V2〉」(ストロウ、デブーン)。
; デブーン
: CV - [[金野潤 (声優)|金野潤]]
: ポジションはDF。背番号5番。ゴーグルと首に巻いたスカーフが特徴。少しぽっちゃり体型なフェイのデュプリ。ゴーグルに並々ならぬ思い入れがある。
: 必殺技は「フラクタルハウス〈V2〉」(ストロウ、ウォーリー)。
; チビット
: CV - [[藤村歩]]
: ポジションはMF。背番号6番。逆立った髪と青く縁の太い眼鏡が特徴。小柄ですばしっこいフェイのデュプリ。几帳面な性格で趣味は部屋の掃除だとか。
; マント
: CV - [[高垣彩陽]]
: 女の子で、ポジションはMF。背番号7番。マントのように長いポニーテールが特徴で他のデュプリより髪色が明るい。クールに立ち振る舞うフェイのデュプリ。彼女に憧れるデュプリは少なくないという。
; ドリル
: CV - [[佐藤健輔]]
: ポジションはMF。背番号9番。マッシヴな長身で、ドリルのようなリーゼントが特徴。情熱的で感情的なフェイのデュプリ。ドリルヘアーのセットに時間は惜しまない。
; キモロ
: CV - [[小林ゆう]]
: ポジションはFW。 背番号10番。他のデュプリより暗い色をした生い茂る藪のような髪で目が隠れている。もっとも謎に満ちたフェイのデュプリ。前髪に隠れたその素顔を見た者はいない。
 
==== ミキシマックス ====
* フェイ×ティラノ
: 肌は黒っぽく、目は赤く、髪はピンク色に変色する。
: ミキシ必殺技は「古代の牙」。
* フェイ×ビッグ
: 時空最強イレブン「8の力」の姿。肌は黒っぽく、目と髪は青色に変色している。
: ミキシ必殺技は「王者の牙」。
 
=== ストーリー ===
[[イナズマイレブンGO#2期(クロノ・ストーン編)関連の用語|セカンドステージ・チルドレン(SSC)]]の能力が自らに宿った幼き頃、SARUの手によって親の元から離され、父であるアスレイ(支援者X)より人形ロビンを渡されて孤独児となる。この時点でアスレイは自らを独りにさせるためにロビンを渡したのだと自覚していたため、そのロビンとも縁を切り、自身の心の支えをサッカーだけという状況に置きながら、フェーダとしてSARUたちと共に戦争を仕掛けた。
その後、エルドラドに対抗するためのSARUの策として「サッカーにすがりながら生きてきた自らを用いてエルドラドと対抗する」という提案がされ、彼によってフェーダの記憶を消され、エルドラドの歴史改変に異議を唱えていたアルノ博士の元へと送り込まれ、エルドラドと敵対する「純粋なサッカー少年」と化したことがラグナロク編で判明。ラグナロク編においてSARUの光波によって記憶を戻されたため、再びフェーダの一員となり、天馬たちと敵対することとなった。
 
==== クロノ・ストーン ====
===== 恐竜編 =====
時空最強イレブン「8の力」を手にするため、白亜紀(恐竜時代)へタイムジャンプ、親が亡くなって寂しがっていた恐竜・ビッグと出会い、自分も親を無くしたという事を打ち明けた。2回目のパーフェクト・カスケイド戦では、本来の自分の力を発揮できていない所を黄名子に気付かれ、彼女の説得や、途中でチーム雷門を襲ってきたデスホーンから自身を救おうとしたビッグの思いで気持ちを改め、それまで親の身代わり的存在で自分は嫌いだった人形・ロビンを化身で復活させると、ビッグとミキシマックスし(時空最強イレブン「8の力」)、「王者の牙」でまず1点を、更に化身アームドをも身に付け、天馬との新必殺シュートでもう1点を決めた。その後はパーフェクト・カスケイドの攻撃に敗れるが、ビッグには別れの時まで感謝し、現代へと戻った。その後、誰にも話していなかったはずの化身の事を知っていた黄名子の存在について疑問を持ち始める。
 
===== 幻想世界編 =====
「親戚が大金持ち」という黄名子の嘘を暴き、キャメロットへとタイムジャンプし、 “主人公の仲間の見習い騎士” となって天馬・ワンダバと合流し、天馬と共に「円卓の騎士」への入団テストを受けるが、アーサー王がサッカーの試合で合否を判定すると決めたため、デュプリを出し、テンマーズを臨時復活させて戦った。
 
===== ラグナロク編 =====
ラグナロク開催前、SARUたちがアンプル・バズーカを用いてエルドラド本部ビルを破壊した際、彼の姿を見て自らの過去が一瞬自らの頭を横切り、ふいに気を失った描写が見られた。その後、我に返ってラグナロク1回戦を戦うが、前半終了間際にSARUの超能力でフェーダ当時の記憶を戻され、味方であるエルドラドゴールにシュートを放ち、オウンゴールを決める。ハーフタイム中に「ボクは天馬たちの味方じゃない」と言い放ち、後半戦には出場せず、試合後に天馬と縁を切った後、SARUと共にフェーダルームへと進入した。その後、天馬たちと遂にガルのキャプテンとしてラグナロク3回戦を戦う事態となり、天馬や黄名子の説得にも聞く耳を持たず、レッドカードを出されてもおかしくない程度の危険なプレーを続け、天馬の身体でさえも構わず撃ち続けて「ボール支配率95%」という真の実力を披露した<ref>その実力は、ノーマルシュートでさえミキシトランス状態の信助を上回るほど。</ref><ref>この時、天馬たちを相手に「ボクたちは特別な存在」「古い人間は淘汰しなければならない」などの暴言を吐いている。</ref>。しかし、後半ではザナークのナイスプレーによってボールを奪われたり、天馬たちと互角にプレーしたりと抑え込まれ、天馬の言葉で一時内心が和らいだ描写も見られたが、そのことでSARUに目を付けられ、その後は彼の命令によって天馬に対して念動波を送り始める。しかし、支援者Xによる『(SARUの)指示を聞くな』という声と、SARUの『念動波を送り続けよ』というテレパシーが自身を混乱させ、試合後に気絶した。更に、気絶が解けた後には支援者Xが自らの実父であること、そして黄名子が自らの実母であることを告げられ、戸惑いを見せてしまう。
 
== その他 ==
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[イナズマイレブンの登場人物]]
 
 
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