「未確認飛行物体」の版間の差分

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一方、日本では1950年代から60年代末頃までは飛行物体の形状の差にかかわらず全て「[[空飛ぶ円盤]]」で総括的に呼称されるのが一般的だった(さすがに葉巻型UFOは"葉巻型母船"という名称が使われたが)。
現在「ユーフォー」の読みが一般的であるが、古くは「ユー・エフ・オー」の様に読んでいた。例えば日本では[[1970年]]に放送された[[サイエンス・フィクション|SF]][[特撮]]TVドラマ『[[謎の円盤UFO]]』のタイトルは「なぞのえんばん ユー・エフ・オー」となっている。だが、世界の[[オカルト]]・怪異現象を興味本位に紹介する特別番組等では早くから「ユーフォー」の読みで紹介されており、[[ピンク・レディー]]が大ヒット曲「UFO」([[1977年]])の歌い出しの部分で軽やかに「ユッフォッ」と歌った[[1970年代]]後半頃には「ユーフォー」の読みが定着していたと思われる。なお、[[1975年]]の[[東映]][[アニメーション映画|アニメ映画]]『[[これがUFOだ!空飛ぶ円盤]]』では「ユーホー」、[[1976年]]放送開始の『[[UFO戦士ダイアポロン]]』および[[1977年]]放送開始の『[[UFOロボ グレンダイザー]]』では「ユーフォー」と発音していた。日清食品の即席焼きそばも「ユーフォー」と発音する。ちなみに、山口県内のある量販店では、156円で「日清食品の即席焼きそば」を販売している。
 
空軍の公式用語では、あくまでも「正体を確認できない飛行物体」を意味するが、超常現象を扱うバラエティ番組や雑誌の影響で、[[宇宙人|異星人]]の乗り物の総称としてイメージが一般に定着してしまった(前述の『UFOロボ グレンダイザー』『UFO戦士ダイアポロン』など)。しかし、仮に異星人の乗り物だということが判明した時点で「'''未確認'''」ではなくなるため、UFOを「異星人の乗り物」という意味で使うのは誤用である。