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『'''道成寺'''』 (どうじょうじ) は、紀州[[道成寺]]に伝わる、[[安珍・清姫伝説]]に取材した[[能楽]]作品。[[観世小次郎信光]]作といわれる『鐘巻』を切り詰め、乱拍子を中心に再構成したものという。後にこの能の『道成寺』を元にして[[歌舞伎]]の『[[京鹿子娘道成寺|娘道成寺]]」や[[浄瑠璃]]の『道成寺』、[[組踊|琉球組踊]]の『[[執心鐘入]]』などが作られた。
 
{{能楽作品
|演目名=道成寺
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|よみかな=どうしようし
}}
『'''道成寺'''』 (どうじょうじ) は、紀州[[道成寺]]に伝わる、[[安珍・清姫伝説]]に取材した[[能楽]]作品。[[観世小次郎信光]]作といわれる『鐘巻』を切り詰め、乱拍子を中心に再構成したものという。後にこの能の『道成寺』を元にして[[歌舞伎]]の『[[京鹿子娘道成寺|娘道成寺]]」や[[浄瑠璃]]の『道成寺』、[[組踊|琉球組踊]]の『[[執心鐘入]]』などが作られた。
 
*シテ: [[白拍子]](実は女の怨霊)
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安珍・清姫伝説の後日譚に従い、白拍子が紀州道成寺の鐘供養の場に訪れる。[[女人禁制]]の供養の場であったが、白拍子は舞を舞い歌を歌い、隙をみて[[梵鐘]]の中に飛び込む。すると鐘は音を立てて落ち、祈祷によって持ち上がった鐘の中から現れたのは白拍子が蛇体に変化した姿であった。[[ヘビ|蛇]]は男に捨てられた怒りに火を吹き暴れるが、僧侶の必死の祈りに堪えず川に飛び込んで消える。
 
小鼓との神経戦である乱拍子(間をはかりながら小鼓に合わせ一歩ずつ三角に回る。大きな間をとるので、ラジオ放送では[[放送事故]] - 無音時間過長 - になったこともある)から一転急ノ舞になる迫力、シテが鐘の中に飛び込むや鐘後見が鐘を落とすタイミング、鐘の中で単身装束を替え後ジテの姿となる変わり身と興趣が尽きない能である。
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== 道成寺が登場する作品 ==
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{{japan-culture-stub}}
[[Category{{デフォルトソート:能の演目|とうしようし]]}}
[[Category:能の演目]]
[[Category:和歌山県を舞台とした作品|とうしようし]]