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'''スラヴァ'''({{lang-ru|Слава}}、[[1964年]] - )は、[[ベラルーシ]]出身の[[カウンターテナー]]である。
戸籍上の本名はヴャチェスラフ・カガンだが、[[レオニード・コーガン]]や[[オレグ・カガン]]の親類と誤解されることが多かったため、母親の旧姓をつけて'''ヴャチェスラフ・カガン=パレイ'''({{lang-ru|Вячеслав Каган-Палей}})と名乗っている<ref name="limpert">{{Cite web|last=Лимперт|first=Полина|url=http://www.peoples.ru/art/music/stage/kagan-paley/|title=Вячеслав Каган-Палей: "Голос – выражает оттенки души"|language=ロシア語|accessdate=2008-12-14}}</ref>。日本では
現在は[[イスラエル]]国籍を取得し、同地を拠点に活動している。
== 略歴 ==
ベラルーシの
その後活動の拠点を移した[[モスクワ]]では、[[プーシキン美術館]]館長のイリーナ・アントノヴァに紹介され、彼女の招待によりピアニストの[[スヴャトスラフ・リヒテル]]の主催する音楽祭「12月の夕べ」に参加した<ref name="limpert" />。また指揮者の[[レナード・バーンスタイン]]の知遇を得て共演の計画も立てられたが、これはバーンスタインが亡くなったために実現しなかった。
それからまもなく
日本では1995年に『アヴェ・マリア』でアルバム・デビューした。同作はクラシックとしては異例の30万枚を超える大ヒットを記録した。翌1996年発売の2枚目のアルバム『ヴォカリーズ』も第11回[[日本ゴールドディスク大賞]]クラシック・アルバム部門を受賞するなど、高い人気を獲得している。
== 音楽 ==
スラヴァ本人は自身の声域を「男声アルト」({{lang-ru|мужской альт}})と称している<ref>{{Cite web|url=http://www.hbf.lv/index.php?1&610&view=artist&artist_id=102|title=Мужской альт|language=ロシア語|accessdate=2008-12-14}}</ref>。その美声は『[[タイムズ]]』紙に「声のダイヤモンド」と讃えられた。
アルバム『アヴェ・マリア』のヒットは、最初のトラックとして収録された[[ジュリオ・カッチーニ]]の「アヴェ・マリア」を広く音楽ファンの間に知らしめることとなった<ref>ただしこの作品は、カッチーニの真作ではないとする見解が今日では有力である。</ref>。伴奏に[[シンセサイザー]]を用いたり、映画音楽や[[ミュージカル]]の楽曲を取り上げるなど、[[クラシック音楽]]の枠にとらわれない幅広い音楽性の持ち主でもある。
== 脚注 ==
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{{DEFAULTSORT:すらうあ}}
[[Category:カウンターテナー歌手]]
[[Category:ベラルーシの
[[Category:イスラエルの歌手]]
[[Category:1964年生]]
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