「愛知電気鉄道電7形電車」の版間の差分

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:: 日本車輌製造42-84-MCB-1<ref name="album-1a-82-83"/>(ブリル27MCB-1の模倣品<ref name="rail35_60-63"/>)を装着。
* '''ク2321・ク2326'''
:: ブリル27MCB-2A{{refnest|group="注釈"|27MCB-1の大荷重対応版。サフィックスに示される数字は枕ばねに用いる重ね板ばねの列数を示し、27MCB-2では2列の重ね板ばねを備える。軸距と荷重上限で型番を示したBLW社とは異なり、J.G.Brill社の型番付与ルールでは台車の規模とサフィックスの数字の間には必ずしも相関があるわけではなく、長軸距で大型の台車枠であるにもかかわらず枕ばねが2列であったために27MCB-2とされた形式も存在した<ref name="rail35_64-66"/>。}}を装着。27MCB-1と42-84-MCB-1の基礎ブレーキ装置が片押し式の踏面ブレーキであったのに対し、この台車については車輪の前後からシューを締め付ける両抱き式に改造されていた<ref name="album-1a-82-84"/>。
 
この間、[[1962年]]にモ3208が事故に遭遇、妻面が大破した。この復旧の際に、踏切事故の発生を抑止すべく、運転台の床面高さをかさ上げすることで座席に着座して運転する乗務員の前方見通しを改善し、これにあわせて妻面窓や運転台側側窓の下辺の高さを引き上げる、いわゆる高運転台化改造工事が同車の運転台双方に対して施工されている<ref name="album-1a-84"/>。なお、この改造では従来のリベット組み立てではなく全て溶接で妻面周辺の組み立てが実施され、併せて妻面周辺のウィンドウシル・ウィンドウヘッダーは省略されている<ref name="album-1a-84"/>。この高運転台仕様は、電装解除によりモ3208がク2326へ改番された後も維持された<ref name="rp624-212"/>。