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'''永島譲二'''（ながしま じょうじ、[[1955年]] - ）は、[[ドイツ]]・[[ミュンヘン]]在住の[[自動車]][[デザイナー]]。
== 略歴 ==
BMWの乗用車、「[[BMW・3シリーズ|3シリーズ]]」（E36型、E90型）、「[[BMW・5シリーズ|5シリーズ]]」（E39型）、「[[BMW・Z3|Z3 ロードスター]]」の外観デザインを担当したことで知られる。▼
*[[1955年]] - [[東京都]]で産まれた。高校1年生の頃デザイン雑誌を見ていて千駄ヶ谷にあったデザインスクールを見つけ、その自動車デザイン科に週1回ほど通ったという。
*[[1978年]]春 - [[武蔵野美術大学]]工芸工業デザイン学科卒業、[[ミシガン州]][[デトロイト]]に親戚がいたことから訪ねて行くのを兼ねてウェイン州立大学（''Wayne State University'' ）に進学した。
*[[1980年]]初夏<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.69。</ref> - 工業デザインの修士課程を修了<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.46。</ref>し[[オペル]]<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.69。</ref>に就職。コンセプトカーのジュニアとコルサスパイダー、[[オペル・カデット|カデット]]4×4を担当した<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.207。</ref>。[[フランクフルト・アム・マイン|フランクフルト]]での生活に慣れて来た頃行った[[パリ]]旅行でカルチャーショックを受け、フランスの自動車メーカーでの勤務を志した<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.70。</ref>。
*[[1986年]]春 - オペルを辞職し[[ルノー]]に就職。フランス自動車工業界初の日本人デザイナーだったという<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.76。</ref>。当時累積赤字に苦しんでいたルノーの社長だったジョルジュ・ベスは20,000人に及ぶ解雇を決定し新たな人員採用を厳重に禁じたが、これと並行して全社で25名のみを社長自ら一人一人審査した上で新規採用することにし、その中の1人が永島であった。ルノーでは[[ルノー・サフラン|サフラン]]のデザインを担当した<ref>『ヨーロッパ自動車人生活』p.87。</ref>。
▲*[[1988年]] - [[BMW
== 脚注 ==
▲2009年から[[京都精華大学]]デザイン学部の客員教授。
<references />
== 参考文献 ==
▲[[CAR GRAPHIC]]誌で「名車の残像」を連載した後単行本として上梓、現在は同誌で「駄車・名車・古車 デザイナー的見解」を連載中。
*永島譲二『ヨーロッパ自動車人生活』二玄社 ISBN4-544-04078-7
▲{{DEFAULTSORT:なかしま しようし}}
[[Category:カーデザイナー]]
[[Category:BMWの人物]]
[[Category:ルノーの人物]]
[[Category:オペルの人物]]
[[Category:京都精華大学の教員]]
[[Category:東京都出身の人物]]
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