「ペレストロイカ」の版間の差分

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[[ソビエト連邦共産党]]による[[一党独裁制]]が60年以上も続いたことにより、硬直した政府を立て直すため、[[1985年]]に共産党書記長に就任した[[ミハイル・ゴルバチョフ]]が提唱・実践した。あわせて進められた[[グラスノスチ]](情報公開)とともに、ソビエト連邦の政治を民主的な方向に改良していった。
 
ゴルバチョフは、社会主義体制の枠内での改革を志向したが、高まる国民の不満を背景に、社会主義体制そのものの放棄と、連邦制の崩壊につながった。
しかし結果として、高まる[[民主化]]圧力により一党独裁制は破綻し、[[ソ連崩壊]]へと到った。現在では、[[共産圏]]の民主化を進めるとともに[[冷戦]]を終結させた政策として、主に旧ソ連以外の各国で高く評価されている。
 
[[英語圏]]の国では「リストラクチャリング」({{Lang|en|restructuring}})や「リコンストラクション」({{Lang|en|reconstruction}})と訳され、1980年代後半の[[イギリス]]の[[マーガレット・サッチャー|サッチャー]]政権や[[アメリカ合衆国]]の[[ロナルド・レーガン|レーガン]]政権で行われた行財政改革・産業構造の転換政策あるいは民間企業の組織再編成などを指して使われた。これは、日本で[[1990年代]]後半頃から使用されている「[[リストラ]]」の語源となった単語である。