「鉄弗部」の版間の差分

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[[356年]]1月、劉務桓が死に、代わって弟の[[劉閼頭]]が立つ。この時鉄弗部は代国に属していたが、劉閼頭は密かに謀を企てていた。しかし、2月に代王の拓跋什翼犍が西方を巡幸した際、[[黄河]]まで出向いて説得してきたので、劉閼頭は臣従することにした。
[[358年]]、代国の[[離間計]]により、劉務桓の子の[[劉悉勿祈]]らが劉閼頭に叛き、劉閼頭は懼れて東へ逃げようと冬の黄河を渡った。劉閼頭一行の半分が渡ると河の氷が陥没したので、残りの半分は劉悉勿祈に帰順した。これにより、劉悉勿祈が鉄弗部の大人となり、劉閼頭は行き詰まって代国に帰順した。代王の拓跋什翼犍は劉閼頭を以前のように処遇した。
 
[[359年]]4月、劉悉勿祈は大人になって1年で死去し、弟の[[劉衛辰]]が後を継いだ。8月、劉衛辰は代国に子を遣わして朝貢する。