「マーガリン」の版間の差分
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'''マーガリン''' (margarine) は元々[[バター]]が高価であることからバターの代替としてつくられた[[食品]]。以前は'''人造バター'''と呼ばれていた。[[味]]や[[風味]]などはバターよりも劣るが安価である。バターが添加され、風味などが改善された製品もある。バターや[[オリーブ・オイル|オリーブオイル]]のように[[パン]]に塗って食べるために広く用いられる。また、バターに比べ安価であることから、バターの代用品として[[パン]]や[[ケーキ]]、[[ビスケット|クッキー]]、[[アイスクリーム]]、[[チョコレート]]など多くの食品の原材料に使われる。
== 概要 ==
マーガリンは精製した[[油脂]]に[[発酵]]乳・[[食塩]]・[[ビタミン]]類などを加えて[[乳化]]し練り合わせた[[加工食品]]で、その製造過程において[[水素]]を分子に付加して(水素付加、[[水素化]])、[[常温]]で[[固体]]にしている。バターとの大きな違いは、バターの主[[原料]]は[[牛乳]]だがマーガリンの主原料は[[植物性脂肪|植物性]]・[[動物性脂肪|動物性]]の[[油脂]]である。以前は[[クジラ|鯨]]の[[脂肪]]([[鯨油]])を用いた物も普及していた。日本では[[日本農林規格|JAS規格]]により、「マーガリン類」の中で油脂含有率が80%を超えるものがマーガリン、80%未満が[[ファットスプレッド]]と分類されている。
[[プラスチック]]製[[容器]]のほか個[[包装]]の形態([[給食]]用など)でも[[販売]]されている。
== 歴史 ==
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