「マスドライバー」の版間の差分

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== マスドライバーの登場する作品 ==
=== 小説 ===
; [[月は無慈悲な夜の女王]]([[ロバート・A・ハインライン|ハインライン]]の[[サイエンス・フィクション|SF小説]])
: 月から農業生産物を地球に輸送する手段として月面マスドライバーが登場。後に月独立組織により、地球を月の大岩で[[戦略爆撃]]する対地球兵器として転用される。また、地球から有機物を月に輸送する手段として地球上にマスドライバーを建設することも作中で提案されている。
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; [[航空宇宙軍史]]([[谷甲州]]のSF小説)
: 作中では外惑星から地球圏への重水素の輸送に大規模に利用されているなど様々な用途に活用されており、攻撃にさらされた非武装のマスドライバーが危機を脱するため知恵を絞る話(火星鉄道一九)や、マスドライバーで発射されたタンカーをキャッチする側が主役の話(ドン亀野郎ども)など、戦争を描きつつも、本来のマスドライバーの技術的側面を意識した作品が多い。
; [[未来の二つの顔]] ([[ジェイムズ・P・ホーガン]]のSF小説)
: 推論能力を備えたコンピュータに月面の丘陵の掘削を命じたところ、配下のマスドライバーの駆動力を減じて貨物で「爆撃」、丘陵を丸ごと粉砕する手法を勝手に考案して実行。現場で巻き添えを食らった工事担当者ならびにコンピュータ技術者を恐怖させた。これを契機としてより高度な人工知能の開発がはじまる。
; [[キノの旅]] ([[時雨沢恵一]]のライトノベル)
:本来の使い方である宇宙空間への移送ではなく、世界全土を射程内とする砲台として登場。世界を掌握すべく他の国に知られないために日時計に偽装し建造されていた。完成した後に「世界で一番遠いところ」に試験発射をしたが、発射された弾道は世界一周してしまい、結果として国を滅ぼしてしまった。
 
=== 漫画 ===
; [[遊撃宇宙戦艦ナデシコ]] ([[麻宮騎亜]]の漫画)
: 草薙の剣を月基地から木星軌道上のナデシコへ移送するためにマスドライバーを使用している。打ち出された草薙の剣は、木星のラグランジュポイントにあるマスキャッチャーで回収される。
;[[MOONLIGHT MILE]]([[太田垣康男]]の漫画)
:和名は「質量駆動機」。地球軌道まで月の資源を安価に送り出すための輸送システムとして登場。[[コンテナ]]には[[人工知能|AI]]が積まれており、プログラムにより軌道修正を自動で行う。ISA長官ゲンズブールによりウッドブリッジ暗殺計画に使用された。
; [[プラネテス]]([[幸村誠]]の漫画)
:直接登場はしないが、作中での会話から外宇宙に到達可能なマスドライバーが月面に存在することが確認できる。
;[[とっても少年探検隊]]([[あろひろし]]の漫画)
:スペースコロニーの材料である妄想竹を林ごと打ち上げるための装置が登場する。巨大[[ししおどし]]で引いた弓で打ち上げる。
 
=== アニメ ===
; [[機甲戦記ドラグナー]] ([[アニメ]])
: 典型的用途である月面採掘用の施設として登場。地球を岩で爆撃する兵器に転用された。
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; [[宇宙の騎士テッカマン]] ([[アニメ]])
: 主人公達の乗る宇宙船は通常は地上におり、出動時にマスドライバーで宇宙に発進している。宇宙船の後部に、二段式のロケットブースターを接続し、軌道上で二段階の加速後、射出される。
 
=== ゲーム ===
; [[エースコンバット5]] (PS2用ゲーム)
: オーシアとユークトバニアの軌道施設建造の為の資材打ち上げの手段として建造され、'''MISSION06白い鳥I'''でプレーヤーの所属する部隊は、オーシアの単段式シャトルの打ち上げを護衛した。全長約12km。
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: 軌道重力トランスポーターの名で地球と月面に1基ずつ配置されていて、対の装置が打ち出されたものを受け止める重力制御式の物流システムとして製作された。外見は四角錐型で高さ60m程。
: 地球から月へ大量物資や人員を送る為に使われてきたが、後のオイディプス戦争では兵器として転用され、対の装置を狙わず街への砲撃に使用された。ゲームの舞台である「満弦ヶ崎中央連絡港市」の入り江(満弦ヶ崎湾)は、その攻撃によってできたクレーターである。戦後も双方の装置は形を残しているがその機能については忘れ去られており、地球側ではモニュメントとして公園のシンボルになっていた。
; [[未来の二つの顔]] ([[ジェイムズ・P・ホーガン]]のSF小説)
: 推論能力を備えたコンピュータに月面の丘陵の掘削を命じたところ、配下のマスドライバーの駆動力を減じて貨物で「爆撃」、丘陵を丸ごと粉砕する手法を勝手に考案して実行。現場で巻き添えを食らった工事担当者ならびにコンピュータ技術者を恐怖させた。これを契機としてより高度な人工知能の開発がはじまる。
; [[キノの旅]] ([[時雨沢恵一]]のライトノベル)
:本来の使い方である宇宙空間への移送ではなく、世界全土を射程内とする砲台として登場。世界を掌握すべく他の国に知られないために日時計に偽装し建造されていた。完成した後に「世界で一番遠いところ」に試験発射をしたが、発射された弾道は世界一周してしまい、結果として国を滅ぼしてしまった。
; [[遊撃宇宙戦艦ナデシコ]] ([[麻宮騎亜]]の漫画)
: 草薙の剣を月基地から木星軌道上のナデシコへ移送するためにマスドライバーを使用している。打ち出された草薙の剣は、木星のラグランジュポイントにあるマスキャッチャーで回収される。
; [[ポリスノーツ]](PS・SSゲーム、[[小島秀夫 (ゲームデザイナー)|小島秀夫]]監督作品)
:主人公たちが月面基地からコロニーに脱出するのに使われた。射出用の動力源には[[リニアモーター]]を使用。
;[[MOONLIGHT MILE]]([[太田垣康男]]の漫画)
:和名は「質量駆動機」。地球軌道まで月の資源を安価に送り出すための輸送システムとして登場。[[コンテナ]]には[[人工知能|AI]]が積まれており、プログラムにより軌道修正を自動で行う。ISA長官ゲンズブールによりウッドブリッジ暗殺計画に使用された。
; [[プラネテス]]([[幸村誠]]の漫画)
:直接登場はしないが、作中での会話から外宇宙に到達可能なマスドライバーが月面に存在することが確認できる。
;[[とっても少年探検隊]]([[あろひろし]]の漫画)
:スペースコロニーの材料である妄想竹を林ごと打ち上げるための装置が登場する。巨大[[ししおどし]]で引いた弓で打ち上げる。
; [[アインハンダー]](PS用ゲーム)
:総重量30万トンに達する宇宙戦闘艦の打ち上げに、マスドライバーに似た施設が使われる。艦はそれ自身に搭載されたロケットブースターで推進する。