「サルト・サーキット」の版間の差分

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[[1923年]]に耐久レースが開催されたときのコースは、極めて緩やかな高速コーナーと超ロングストレートを2つ含む単純なレイアウトであったが、テルトル・ルージュがコーナーに変化した現在のコースの原型となったのは[[1932年]]のことである。
 
その後、高速化するレースカーに対する安全性の向上や死亡事故への対策によって[[シケイン]]の追加や道幅の拡張などが行われている。特に約6kmという超ロングストレート「ユノディエール」(Hunaudières)では、レースカーは400km/hを超えるスピードに達していたため、[[1990年]]に安全性のために約1/3となる場所にそれぞれシケインが追加された<ref>[[国際自動車連盟|FIA]]の規定により「2km以上の直線を持つ[[サーキット]]は公認しない」とされるため設置</ref>(現在では330~340km/h程)。なお1つ目のシケインは「[[日産自動車|ニッサン]]・シケイン」と名付けられた。さらに2000年に「[[ダンロップ]]ブリッジ」のストレートが大きな下りカーブに、2006年に「エッセ」と「テアトル・ルージュ」の侵入が緩やかに改変され現在に至る。
 
コースがあまりにも広大なため、グランドスタンドの周辺は晴れているのにもかかわらず、ミュルサンヌコーナーの辺りで大雨が降っているということがある。そのためチームのレース戦略を大幅に狂わせられることがあり、過去には[[ジャガー (自動車)|ジャガー]]チームが、サルト・サーキット全域を網羅できる気象観測機器を持ち込んだことがある。