「横山宏」の版間の差分

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==マシーネンクリーガー==
代表作のひとつ『[[マシーネンクリーガー]]』は、横山がデザインし、自ら造形したオリジナルSF兵器軍を使い、リアプロダクション撮影、多重露光、デジタル合成、そして横山本人の加える画像調整とエフェクトを経て作られた戦場写真を製作、そこに見る側の想像を刺激する「ストーリー」が加えられたいわゆる「フォトストーリー」という技法を発明し、模型界に新しい表現を持ち込んだ({{要出典範囲|date=2013年6月|この表現をやりたいとし、ガンダムを使って模倣したのが『[[ガンダム・センチネル]]』である}})。そのため「ストーリーを感じさせる模型」が主役であり、ストーリー自体は、大きな流れを構築された上に成り立っているわけでないのも特徴。雑誌連載時は戦場での兵士一個人からみた戦場が語られ、書籍化される際に、大きな歴史が語られるというのが形式化している。そのため「まず模型ありき」という作品性格が形成されており、カルトな人気を生み出す結果ともなっている。
 
雑誌主導の企画連載であって、テレビアニメ等のメディア展開がほとんどされていないのにも関わらず20年以上熱狂的なファンによって支えられ、未だに20年以上前に産み出された[[ロボット]]デザインが新規のファンを増やし続けるという驚異的な歴史を持つ。そのファン層の厚さから、かつて横山にあこがれた少年達が成人した後、自身の[[ゲーム]]作品の[[デザイナー]]として横山を起用するようになる事まである(元[[スクウェア・エニックス]]の[[坂口博信]]はこのことを公言している。SFC『[[フロントミッション]]』では横山はパブリシティ用模型の製作のみ担当。パンツァーのデザイン自体は[[スクウェア・エニックス]]社内で行なわれた模様。坂口博信監督の映画『[[ファイナルファンタジー (映画)|ファイナルファンタジー]]』でも横山はメカデザイナーとしてエンドロールにクレジットされている)。