「いますぐ抱きしめたい」の版間の差分

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== 概要 ==
脚本家としてスタートした[[ウォン・カーウァイ]]の監督デビュー作である。[[香港電影金像奨]]では作品賞・監督賞も含めて9部門でノミネートされ、助演男優([[ジャッキー・チュン]])と美術で最優秀賞を受賞した。ストーリーはいわゆる[[香港ノワール]]もので、後に「台本がない監督」という代名詞がついたとは思えないほどきちんとした時系列で語られるが、映像センスにはウォン・カーウァイ独映像センタイルがすでに見られる。カーウァイ独特の映画スタイルが完成するのは次作『[[欲望の翼]]』においてである。
 
日本では、1989年の[[香港電影祭]]にて『モンコク・カルメン』の邦題で上映された後、1991年に『いますぐ抱きしめたい』の邦題で劇場公開された。ビデオ・LDは『香港チンピラストーリー いますぐ抱きしめたい』のタイトルで発売された。後に廉価版ビデオが発売された際には[[ウォン・カーウァイ]]の知名度が上がっていた為、『ウォン・カーウァイ第一回監督作品 いますぐ抱きしめたい』と更に改題された(「香港チンピラストーリー」部分を上から「ウォン・カーウァイ第一回監督作品」の字で覆い隠している)。