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'''ウシ目'''(ウシもく)または'''偶蹄目'''(ぐうていもく) Artiodactyla は、かつて使われていた[[脊椎動物門]] [[哺乳綱]]の1目。現在の[[鯨偶蹄目]]([[クジラ偶蹄目]])から[[クジラ目|鯨類]](鯨目)を除いたグループによって構成されていた。'''偶蹄類'''(ぐうているい)ともいう。
このグループは、[[ウマ目]](奇蹄目)と共に、四肢の先端に[[蹄]](ひづめ)をもつことを特徴とする。また全てのウシ目は[[後肢]]の[[かかと]]の[[関節]]にある[[距骨]]の上下端に
“偶蹄”目と呼ばれるように、ウシ目の特徴は、2つに割れた蹄である。これは第3指と第4指(中指と薬指)が変化したもので、主蹄(しゅてい)と呼ばれる。また、かかとにあたる部分に、副蹄(ふくてい)とよばれる小さな蹄がついているものもあり、岩場などでずり落ちないようになっている。第3指が体重を支える重心軸となるウマ目と異なり、ウシ目は第3指と第4指の二本が重心軸であるため、このような蹄の構造となる。
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