「蚊遣り火」の版間の差分

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'''蚊遣り火'''(かやりび)とは、[[よもぎ]]の葉、[[カヤ]](榧)の木、[[杉]]や[[松]]の青葉などを[[]]にくべて、燻した[[]][[]]を追い払う[[大正時代]]初期頃までの生活[[風習]]である。季語などで'''蚊遣火'''と書く。
 
==概略==
殺虫効果がある製品が販売されている近年では見ないが、[[平安時代]]から[[大正]]初期頃まで[[カ|蚊]]を駆除するために行なっていた生活[[風習]]であり、[[江戸時代]]の[[江戸]][[庶民]]の間では[[]]の[[風物詩]]でもあった。[[古典]]の[[随筆]]、[[和歌]]、[[俳句]]にも「蚊遣火」の記述が散見され、現代俳句においても夏の[[季語]]として扱われている<ref>[http://www.haiku-data.jp/kigo_list.php?season_cd=2#ka  夏の季語]、現代俳句データベース 2013年5月20日閲覧</ref>。
 
* 六月(みなづき)の頃、あやしき家に夕顔の白く見えて、蚊遣火(かやりび)ふすぶるもあはれなり [[徒然草]] 第十九段 折節の移りかはるこそ
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[[Category:日本の伝承]]
[[Category:夏の季語]]