「フランシス・ホジソン・バーネット」の版間の差分

'''フランシス・イライザ・ホジソン・バーネット'''<ref>ドラマ『[[小公女セイラ]]』のナレーション（[[渡辺真理]]）では'''フランシス・エリザ・ホジソン・バーネット'''と呼んでいる。</ref>（Frances（{{En|Frances Eliza Hodgson Burnett}}, [[1849年]][[11月24日]] - [[1924年]][[10月29日]]）は、[[イギリス]]生まれの[[アメリカ合衆国]]の[[小説家]]、[[劇作家]]。'''バーネット夫人''' ({{En|Mrs. Burnett}}) とも呼ばれる。

フランシス・イライザ・ホジソンは[[イギリス]]の[[マンチェスター]]に生まれたが、幼い頃に父を亡くし、[[1865年]]、16歳で一家と共に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[テネシー州]][[ノックスヴィル]]へと移住した。[[1868年]]、女性向け月刊雑誌『ゴーディズ・レディース・ブック』（''[[:en:Godey's Lady's Book|Godey's Lady's Book]]''）に物語を発表する。[[1873年]]に医者のスワン・バーネット（Swan Burnett）と[[ワシントンD.C.]]で結婚すし、ライオネル（成人前に病死）とヴィヴィアンの二人の男の子をもうける。

[[1886年]]には『[[小公子]]』（''Little Lord Fauntleroy''）を雑誌『セント・ニコラス』（''[[:en:St. Nicholas Magazine|St. Nicholas Magazine]]''）に発表する。児童向けとして書かれた本だったが、母親達に大いに人気を博し、バーネットの次男ヴィヴィアンの髪型を元にした主人公のロングカールの髪型と、[[オスカー・ワイルド]]の正装を元にした[[レース (手芸)|レース]]の襟がついた[[ベルベット]]のスーツ、通称フォントルロイ・スーツが大流行した。この本は、50万部を売り上げた。