「セレナード (ブルッフ)」の版間の差分
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『'''[[セレナード]]'''』(''Serenade'')[[イ短調]] [[作品番号|作品]]75は、[[マックス・ブルッフ]]が[[
== 概要 ==
当初ヴァイオリン協奏曲第4番として書かれたものだが、後に題名を《セレナード》に変更する旨を[[ヨーゼフ・ヨアヒム]]宛ての手紙で告白している。題名に関するブルッフのこのような逡巡は[[ヴァイオリン協奏曲第1番 (ブルッフ)|ヴァイオリン協奏曲第1番]]や[[スコットランド幻想曲]]でも見られたものである。
[[パブロ・デ・サラサーテ]]による演奏を念頭において書かれたが、結局サラサーテが取り上げなかったために初演は[[1901年]][[5月15日]]に[[パリ]]で、ジョセフ・デブルー(Joseph Débroux)の独奏、[[カミーユ・シュヴィヤール]]指揮の[[コンセール・ラムルー|ラムルー管弦楽団]]によって行われた。
== 楽器編成 ==
独奏ヴァイオリン、[[フルート]]2、[[オーボエ]]2、[[クラリネット]]2、[[ファゴット]]2、[[ホルン]]4、[[トランペット]]2
== 楽曲構成 ==
全4楽章からなり、演奏時間は約40分。
*第1楽章 Andante con moto
*:
*第2楽章 Allegro moderato、alla marcia
*:[[ハ長調]]、4/4拍子。[[ロンド形式]]で書かれた、[[行進曲]]
*第3楽章 Notturno
*:[[ホ長調]]、3/4拍子。[[カール・マリア・フォン・ウェーバー]]の《[[魔弾の射手]]
*第4楽章 Allegro energico e vivace
*:
== 参考文献 ==
*CD解説:([[クルト・マズア|マズア]]指揮 [[ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団]])[[フィリップス・レコード|フィリップス]]
*[http://www3.wooster.edu/music/twood/bruchcatalog.html#75 作品目録]
== 外部リンク ==
*{{IMSLP2|id=Serenade for Violin and Orchestra, Op.75 (Bruch, Max)|cname=Serenade for Violin and Orchestra in A minor, Op.75}}
{{DEFAULTSORT:せれなと}}
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