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現在の日本における死刑の執行は、落下のエネルギーを用いて刑が執行されるので、より細かい区分では「縊首(いしゅ)刑」ともいう。ただし、首を絞めることは同じなので絞首の一形態であるとするのが[[最高裁判所 (日本)|最高裁判所]]の[[判例]]([[死刑受執行義務不存在確認訴訟]])である。
== 日本以外の各国 ==
[[File:Dead arthurseyssinquart.jpg|thumb|260px|[[国家弁務官]][[アルトゥル・ザイス=インクヴァルト|ザイス=インクヴァルト]]の遺体。彼は[[ニュルンベルク裁判]]によって死刑の判決を受け、絞首刑に処された。]]
[[イスラム教]]諸国の中でも[[サウジアラビア]]では、落下エネルギーを用いるのでなく、ビニール製のやわらかいロープを首にかけて[[クレーン]]でゆっくりと吊り上げる方法で行われる。この方法ではロープが脊椎動脈からずれることが多いため、前述のとおり窒息死となり死亡までに長時間(8 - 10分)かかり、多大な苦痛の末に死亡する。
2007年に行われたときにはクレーンには工事などで使う重機が使われていた、この死刑は[[公開処刑]]で行われ、サウジアラビアの国営放送で放送された。