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[[ファイル:SARM5310.JPG|thumb|300px|[[アメリカン・ロコモティブ]]の[[アメリカン・ロモティブ RS-1形ディーゼル機関車|RS-1形]]。ロードスイッチャーのさきがけとされる形式。]]
 
'''ロードスイッチャー'''(Road switcher)とは、主として各地から[[貨車]]をピックアップして[[操車場 (鉄道)|操車場]]に集め、または配送する間に[[本線]]を走行し、操車場では[[入換 (鉄道)|入換作業]]で使用される[[機関車]]である。そのほとんどは[[ディーゼル機関車]]である。入換のみを担当する[[入換機関車|スイッチャー]]とは区別される。
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操車場外での走行を前提とするため、ロード・スイッチャーは本線走行に適した速度を出せることが必須である。また、入換時には前後方向の移動が頻繁となるため、双方への視界を確保しなければならない。そのため、車体形状は[[フード・ユニット]]タイプが採用される。
 
運転台は車体前後方向の片側にオフセットされ、その前後にはエンジン等を収納したボンネットがあるため、純然たる入換用である[[入換機関車|スイッチャー]]よりも衝突時の安全性が高い。後方視界は、箱形車体の[[キャブ・ユニット]]タイプのものよりも良好である。このスタイルのさきがけは、[[アメリカン・ロコモティブ]](アルコ)が製造した[[アメリカン・ロモティブ RS-1形ディーゼル機関車|RS-1形]]である。
 
上述の特長により、今日ではロード・スイッチャーが入換用と本線用を兼ねて使用されている。
 
== イギリスの例 ==
 
 
[[イギリス]]では「ロード・スイッチャー」という用語は使用されていないが、[[イギリス国鉄クラス14ディーゼル機関車]]がこれに分類される。