「キスダム -ENGAGE planet-」の版間の差分

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=== 『キスダム』放送終了まで ===
その後、2006年12月に『'''キスダム -ENGAGE planet-'''』とタイトルを変更し[[アニメ誌]]などで再発表された。主要なスタッフは長岡康史が選出し大枠部分を作り上げていたが、体制に無理が生じ放送に間に合わなくなる恐れが出たため<ref name="satou" />原作・監督・シリーズ構成を兼ねていた長岡康史が総監督・シリーズ構成へ、監督を佐藤英一、副監督を[[神戸洋行 (アニメーター)|神戸洋行]]がそれぞれ務める形となった事が放送開始間近の2007年3月頭に発表された<ref group="注">なお、佐藤が正式に監督となったのは第1話[[アフレコ]]の約1ヶ月前であったという。 - BD-BOX付属ブックレット、1ページ目より</ref>。またこの際に、原作の表記が「長岡康史、サテライト」から「サテライト、[[ワールドビジネスエンタープライズ]]」へと変更されている。
 
佐藤は長岡から「細かい設定は気にせずに、視聴者が楽しめる絵作りをして欲しい」との言葉を受けて実制作を担当していく事となるが、その際引き継ぎと呼べる引継ぎは無かったという<ref name="satou" />。そこで長岡の残した絵コンテ等を再構築し制作を進めていったが、これによって当初長岡が目指していた作品とは若干違うものになってしまった<ref name="satou" />。この事について佐藤はインタビューにて「長岡さんが変身ヒーロー物をやりたいのは何となく感じたが、長岡さんしか作る事が出来ないものを僕は制作できない。そこで、決められた時間内でフィルムをまとめるにはどうするか、“僕の”変身ヒーローものをやる事によってキスダムをまとめようと思った」という趣旨の発言をしている<ref name="satou" />。また副監督の神戸はサブキャラクターや小物のデザインを担当した他、絵コンテ以降のビジュアル面を佐藤より任され、演出の総括を行なっていた<ref name="satou" />。なお長岡はこの変更に伴って制作を外れたわけではなくシナリオの調整や音響立会いにも参加しており、佐藤とも意見を交わすなどして『キスダム』の制作には最後まで関与していたという<ref name="satou" />。このように他作品における通常の「'''総監督・監督・副監督'''」という関係性ではなく、全く違う形で制作が進行していった<ref name="satou" />。
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* 総監督 - 長岡康史
* 監督 - 長岡康史 → [[佐藤英一]]
* 副監督 - [[神戸洋行]]
* シリーズ構成 - 長岡康史
* キャラクターデザイン - [[すしお]]
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!節数!!サブタイトル!!キャラクター!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!初回放送日!!キスダムRへの道!!キスダムR INFORMATION
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|第一節||終焉 オワリ||rowspan="3"|哀羽シュウ<ref group="注">第三節の終了後の音声付き次回予告は『キスダムR』にのみ存在する。『キスダム』では音声無し。</ref>||colspan="2" style="text-align:center"|[[長岡康史]]||[[神戸洋行]]||岡崎洋美||2007年4月3日||[[佐藤英一]]||rowspan="2"|BD-BOX宣伝
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|第二節||虚身 ウツセミ||[[高山カツヒコ]]||宇女田臥覗||鹿島典夫||三好和也||2007年4月10日||[[明坂聡美]]<br />[[小野大輔]]